こんにちはNOSE SHOPです。
フランス発のニッチフレグランスブランド「L'Entropiste（ラントロピスト）」の取り扱いを2025年12月12日（金）がいよいよ開始！

L’Entropisteは、“無秩序の巨匠”にして“インセンスの神”と称され、数々の名香を生み出してきた伝説的調香師、ベルトラン・ドゥショフールが2025年に創設したばかりのブランド。40年以上にわたり香りの世界を牽引してきた彼が、自身の哲学と美学を凝縮した創作の場として立ち上げ、世界各国で話題を集めています。

今年10月に開催された香水の祭典「サロン ド パルファン 2025 @ISETAN MEN'S」での先行上陸時には、NOSE SHOPで展開した全27ブランドのうち、ブランド別で人気トップを獲得。日本の香水愛好家からも、早速大きな支持と注目を集めています。

そして今回、ブランドフルラインアップである6種のオードパルファムに1種のパフュームキットを携え、L'Entropisteが本格上陸いたします。

• L'Entropiste（ラントロピスト）
• ラインアップ（全6種）
• オードパルファム｜50ml 39,600円（税込）
• パフュームキット｜2ml × 6種 11,000円（税込）
• 取扱店舗｜NOSE SHOP 新宿、SLOPE*、大阪、オンラインストア
• ※NOSE SHOP SLOPEでは先行発売中
• 発売日｜2025年12月12日（金）
• 発売時刻｜店頭：各店の開店時刻に準ずる。オンライン：正午頃予定

「無秩序の巨匠」にして「インセンスの神」。伝説的調香師の哲学

L’Entropisteを手掛けるのは、40年以上のキャリアを持つ謎めいた調香師、ベルトラン・ドゥショフール。彼は長きにわたるキャリアのなかで、有名ファッションブランドからニッチフレグランスに至るまで、革新的な香りの数々を生み出してきました。

特にインセンスにおいて数々の名作を世に送り出してきたことから、「インセンスの神」として評され、一方で香りに意図的に不均衡や緊張感を生み出すことから「無秩序の巨匠」とも呼ばれています。

彼は創作哲学について、こう語ります。

• 私はダイナミクスを生み出すために、意図的に不均衡を導入します。緊張感と予期せぬコントラストを生むことで、ハーモニーが立ち現れるのです。
• ベルトラン・ドゥショフール

無秩序から生まれる、新たな調和「エントロピー」

L’Entropisteの核となるのは、「エントロピー」という概念。秩序だった世界が不均衡へと傾き、やがて新たな調和へと至る。そんな宇宙的で詩的なプロセスを香りに転写しています。

生み出されるフレグランスは、静的なバランスから始まり、無秩序を経て、新たなハーモニーへとたどり着く。そこには、不均衡や違和感がもたらす感覚の揺らぎこそが、美や進化の出発点だという彼の哲学があります。

画家やアートコレクターとしての側面も持ち、公私共にアートの世界に身を投じてきた彼の信念が込められています。

動きの中のバランス。アートと哲学が息づくプロダクト

ブランド名「L'Entropiste」とは、“カオスを創る者”の意。その哲学はプロダクトのデザインにも息づいています。

ボトルデザインは、芸術家アルベルト・ジャコメッティの代表作『歩く男』に着想を得て設計。屈折した躯体は、歩みの一歩ごとに訪れる不均衡と再調整のプロセスを表現しており、「動きの中のバランス」として造形化しています。

こうして生み出された香りは、単なる香水ではなく、生命の本質を問う芸術作品として昇華されています。創設者のキャリア、そして美学が融合した、無秩序の果てに見出される新たな香りの世界をお楽しみください。

ラインアップ

欲望の終焉を静かに語る
ドリアンズ スプリーン

ドリアンズ スプリーン（ドリアン・グレイの倦怠）

オスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』に着想を得た永遠の若さと退廃の肖像。ウイスキーとキャラメルの享楽に身を委ねても魂の闇がすべてを呑み込む。灰と煙のラストノートが欲望の終焉を静かに語る。

NOTE｜ウイスキー、コーヒー、ダークチョコレート、キャラメル、チリペッパー、タバコ、灰

無垢という色を、再定義
ブラン サダ

ブラン サダ（阿部貞のおしろい）

無垢という色を、再定義する。絹のような肌に纏う白粉と唇に滲む深紅のコントラスト。米粉とアイリスが磁器のような美しさを映し出す。藁と畳の青さに身体を預け彼女は満ちる。これは、官能の果てに咲いた白の香り。

NOTE｜ライスパウダー、アイリス、ライチ、藁、バニラ

チューリップの官能
スマンス ドゥース

スマンス ドゥース（甘美なる種子）

米国の写真家ロバート・メイプルソープが捉えたチューリップの官能。白い花弁がほどけるとき生命の始まりが放たれる。アーモンドミルクの優しい温もりにサフランが熱を灯す。甘美なる種子が告げる永遠のめぐり逢い。

NOTE｜アーモンドミルク、サフラン、チューリップサップ、ライススターチ

魂が目覚める最初の一瞬
ジョードプル 6AM

ジョードプル 6AM（インド北西部、ジョードプル 午前6時）

バスを降りると灰青に染まる街が目に飛び込む。目をこする間もなく差し出されたチャイから立ちのぼる甘い湯気。その香りが市場のチュベローズやスパイスと混ざり、胸を満たす。インドの朝、魂が目覚める最初の一瞬。

NOTE｜ドライアプリコット、チュベローズ、ジンジャー、カルダモン、クローブ、チャイ、ウォームミルク

星と生命の記憶
アルタムーラ

アルタムーラ（アルタムーラの男）

イタリア南部の洞窟で眠っていた10数万年前の琥珀色の化石。その結晶が語る、自然が偶然刻んだ星と生命の記憶。スイートオレンジとコアントローが宇宙の光を灯しやがて香りは煙の星雲となり深い虚空へと昇りゆく。

NOTE｜スウィートオレンジ、コアントロー、アンバー、インセンス

記憶と現実の狭間に投じる
ドーン ウィスパーズ

ドーン ウィスパーズ（夜明けの囁き）

見たことがある気がする、でも思い出せない─デジャヴ。その感覚に取り憑かれた調香師が夢の残像を掴もうと、記憶と現実の狭間に投じる香り。オゾンとナッツミルクが交錯し、もう一人の自分の囁きが夜明けに響く。

NOTE｜メタリックノート、オゾニックノート、ヘーゼルナッツミルクノート、ウッド、ムスク、アンバー

無秩序から立ち上がる香りの連作
ディスカバリーセット

ディスカバリーセット
「エントロピー＝無秩序」から立ち上がる香りの連作。調香師ベルトラン・ドゥショフールが導く6つの嗅覚実験─欲望と退廃、死と官能、宇宙と記憶。異なる重力を持つ香りたちが、不可視の秩序に従い一つの箱に共存。

ラインアップ｜ドリアンズ スプリーン、ブラン サダ、スマンス ドゥース、ジョードプル 6AM、アルタムーラ、ドーン ウィスパーズ

L'Entropiste
無秩序から生まれる、美のかたち

L’Entropiste（ラントロピスト）は、“無秩序の巨匠”にして“インセンスの神”と称される伝説的調香師、ベルトラン・ドゥショフールが2025年に創設したフレグランスブランド。40年にわたり香りの世界を牽引してきた彼が、自身の哲学と美学を凝縮した創作の場として立ち上げた。ブランドの核となるのは「エントロピー」という概念。秩序だった世界が不均衡へと傾き、やがて新たな調和へと至る――そんな宇宙的かつ詩的なプロセスを香りに写し取る。各フレグランスは、静的なバランスから始まり、カオスを経て、新たなハーモニーへとたどり着く。そこには、不均衡や違和感がもたらす感覚の揺らぎこそが、美や進化の出発点だという信念がある。ブランド名「ラントロピスト」とは、“カオスを創る者”の意。プロダクトのディテールにもその哲学は息づいており、ボトルデザインは、アルベルト・ジャコメッティの代表作『歩く男』に着想を得て設計された。歩みの一歩ごとに訪れる不均衡と再調整のプロセスを、「動きの中のバランス」として造形化している。こうして生み出された香りは、マニフェストであり、挑発であり、生命の本質を問う芸術作品である。

おわりに

今回はついに本格上陸を迎える「L’Entropiste（ラントロピスト）」についてその魅力とともにご紹介いたしました。無秩序の中に見出された新たな秩序を持った香りたちをぜひお楽しみください。

• L'Entropiste（ラントロピスト）
• ラインアップ（全6種）
• オードパルファム｜50ml 39,600円（税込）
• パフュームキット｜2ml × 6種 11,000円（税込）
• 取扱店舗｜NOSE SHOP 新宿、SLOPE*、大阪、オンラインストア
• ※NOSE SHOP SLOPEでは先行発売中
• 発売日｜2025年12月12日（金）
• 発売時刻｜店頭：各店の開店時刻に準ずる。オンライン：正午頃予定