Edit(h)
エディット|フレグランスと捺印の持つ偶然の親和性
「Edit(h)(エディット)」は、1905年に東京・駿河台で創業した老舗朱肉ブランド「日光印」の6代目であり元音楽ディレクターの葛和建太郎が2018年に始動させたフレグランスブランド。ブランドが掲げるのは「捺印と香りの親和性」。ハイエンドな朱肉を長きにわたり生み出してきた企業の日光印で、朱肉で使用してきた香りや技術、印章文化を再構築。ニッチフレグランスの領域で国際基準のハイフレグランスを作ることを目指す。すべての香りの核には、長年朱肉に使用してきた秘伝のアジア由来の香料が共通して採用される。そこに、日本料理のように不要なものを削ぎ落とし、洗練された香水を製作する。日本人にとっての判子や、欧米人にとっての香りは、共に「アイデンティティの証明」であり「印」であるという発想より「一つとして同じ判子は存在しない」という信念から、香水づくりを行う。キャップは職人の手仕事で、すべて異なる表情を持つ。伝統工芸の精神と現代的なカルチャーが交錯し、あなたの記憶と存在を鮮烈に捺印する香りとして残り続ける。
