Ciro
シロ|世紀をまたいだ名香の反逆
「Ciro(シロ)」は、好景気に沸く1920年代のニューヨークで産声をあげた、嗅覚的アヴァンギャルドの先駆者。妥協なき品質と、主流に背を向けた大胆不敵なクリエイションで世界中の香水愛好家を魅了し続けた。肌になじむナチュラルでエレガントな香りでありながら、感情に直接はたらきかける独自の表現は、当時の香水の常識を軽やかに飛び越えるものだった。1961年の最後のコレクションをもってその幕を静かに閉じ、熱狂的なファンに惜しまれながらも長い眠りについた。
半世紀以上の時を超えた2018年、ルームフレグランスブランドLINARIのファウンダーとして知られるハンブルク出身のレイナー・ディエシェとの運命的な出会いによって復活を遂げる。アールデコの曲線美とゴールドキャップ、モダンなタイポグラフィが融合した個性あふれるボトルに、現代のパフューマーたちが往年の名香を新たな感性で再解釈した香りを宿した。100年の歴史を持つ名をそのまま冠したコレクションは、伝説の続きを今に刻んでいく。
