2023年 10月 27日

レジェンド調香師の集大成といえるブランド「Anthologie（アンソロジー）」が日本初上陸！2023年10月28日、NOSE SHOP渋谷にて先行発売開始！

こんにちは、NOSE SHOPです。
46年のキャリアの中で50,000以上の香りを世に送り出してきたレジェンド調香師ルシアン・フェレーロが手がけるブランド「Anthologie（アンソロジー）」が日本初上陸します！

「主役は香水であり調香師の自分は黒子であるべき」という独自の哲学から、これまで自身の名前を大々的に出してこなかった彼が、自身の集大成として取り組む最後のプロジェクト。

ブランドの最新作は、あの香水界のレジェンド、ジャン=クロード・エレナとの共作。彼ら二人は、若かりし頃に同じ調香学校で出会って以来、しのぎを削ってきたライバルでもありました。

今回はそんな魅力たっぷりの新ブランドAnthologieをご紹介いたします。

Anthologie（アンソロジー）
ラインアップ（全8種）
30ml｜16,500円、100ml｜24,200円
取扱店舗｜NOSE SHOP 渋谷、有楽町、大阪、名古屋、札幌、オンライン
発売日｜2023年10月28日（渋谷店先行上陸）、11月2日本格上陸
発売時刻｜店頭：各店の開店時刻に準ずる。オンライン：午後12頃予定

知る人ぞ知るレジェンド調香師ルシアン・フェレーロ

「Anthologie（アンソロジー）」の調香を手がける、レジェンド調香師のLucien Ferrero（ルシアン・フェレーロ）は、1945年グラース生まれ。ジュネーブで調香を学んだ後に、天然原料をふんだんに活用した独自のフレグランス創造ノウハウを有する、南仏グラースの香料会社エクスプレシオン・パフュメ社（現ジボダン社）へと入社。調香師としてデビューしてから46年のキャリアの中で50,000以上の香りのコンポジションを制作します。

そんな彼が一躍注目されるようになったきっかけは、世界最古の香水ブランドの1つとも呼ばれる「LUBIN PARIS(リュバン・パリ)」の調香を担当したこと。歴史的な老舗ブランド再興の立役者となったことで一躍有名となります。

しかしながら、原料の開発だけでなく、これまで数々の名香も手掛けてきた彼の名が香水業界内でも広く認知されていないのは、「主役は香水であり調香師の自分は黒子であるべき」という彼独自の哲学から。キャリアのほとんどで調香師の名を明かさないブランドとの仕事を多く手掛けてきた、知る人ぞ知るレジェンド調香師です。

夫婦の「愛」を象徴する香りによってブランドが誕生

「Anthologie（アンソロジー）」は、調香師ルシアン・フェレーロが長きにわたるキャリアで貫いていた「調香師は黒子であるべき」という彼独自の哲学を変えて創設されたブランド。そのきっかけとなったのはラインアップの内の1本、「パーアムールプールエル（彼女に捧げる愛）」にあります。

本ブランドに参画しているフレグランスプロデューサーのロベルトとダニエラは、ルシアンの自宅で彼の夫人が身につけていた香りに感銘を受け、詳細を聞くと、それは他には流通していない、駆け出しの調香師だったルシアンが夫人のために特別に調香した香水で、夫婦とともに数十年もの間、共に歩んだ愛の香りでした。

プロデューサーの2人はこの香りに「ただの香水ではなく、人々の心に触れ、魂に響く特別な存在である」と感じ、この香りを新しいブランドとして世の中に発表する提案をしました。

ルシアンは初めは躊躇しましたが、この香りが多くの人々に愛されることを願い、夫妻の2人の愛の形が永遠に続き、多くの人の幸福のシンボルとなることの喜びを伝えた夫人の言葉によって、自分の名前を冠したブランドを立ち上げる決意をしました。

こうした経緯からAnthologieはブランドとして立ち上がり、同時に「パーアムールプールエル」は、愛と絆を伝えるメッセージとして世に送り出されました。

ルシアンはその勇気と奥様の愛のメッセージが、多くの人々に感動と幸福を届ける存在となり、人々の心をつなぎ、愛と記憶を紡ぐ不朽の香りとして語り継がれることを願っています。

自身の哲学を変えてまでスタートを切った最後のプロジェクト

本ブランドは、彼のこれまでの哲学を転換し、調香師人生の集大成として取り組む、自身の名を冠した最後のプロジェクト。香水に使用される一部の香料には、香料会社とタッグを組み、オレンジフラワー、ジャスミン、ローズを使用して独自に開発された香料を用いるなど、香水を構成する素材にもこだわって制作されています。

また、ルシアン・フェレーロが若かりし頃に同じ調香学校で出会い、その後同じ会社にも勤めてしのぎを削った盟友で、同じくレジェンド調香師でもあるジャン＝クロード・エレナ氏との共作の発表を機に、ブランド名を「Lucien Ferrero（ルシアンフェレーロ）」から、「Anthologie」へと新たに定め、さらなる新境地を開拓しています。

夫婦の愛の香りから始まった、巨匠のキャリアの集大成となる自選集をぜひお楽しみください。

ラインアップ（8種）

永遠なる愛を一瞬に込めた香り
パーアムールプールエル

パーアムールプールエル｜彼女に捧げる愛

春風舞い降り、野性のヒヤシンスが花開き、インド産チュベローズが優美な光を放つ。白いジャスミンが闇に深き情熱を刻み、オレンジブロッサムの無垢な気品とムスクの誘惑が融合。永遠なる愛を一瞬に込めた香り。

トップ｜ローズ（ブルガリア産、EO）、ネロリ（EO）、ワイルドヒヤシンス、ブラックカラントバット
ボディ｜カーネーション、オレンジフラワー（Abs）、ジャスミン（インド産、Abs）、イランイラン（EO）
ベース｜チュベローズ（Abs）、ホワイトムスク、ラブダナム、サンダルウッド（EO）、ミルラ

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ

メモ｜
パーアムールプールエルは、調香師ルシアン・フェレーロが数十年前に妻のために作った特別なフレグランスで、夫婦の愛を象徴する香水として、長い間大切にされてきた作品。フレグランス・プロデューサーのロベルトとダニエラから、本作を新しいブランドとして発売することを提案されたルシアンが、「調香師は黒子であるするべき」という信念から一度は躊躇いを見せたが、妻の前向きな後押しをきっかけに、ただの製品ではなく、愛と絆を伝えるメッセージとして世に送り出すことを決めた。

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ブロンド・タバコの夢幻と蜂蜜の煌めき
パーアムールプールルイ

パーアムールプールルイ｜彼に捧げる愛

アンダルシア産レザーに温もりを宿す。ブロンド・タバコの夢幻と蜂蜜の煌めき。オリエンタル・スパイスが情熱を彩る。高貴なプレシャス・ウッドの崇高な存在感。アンバーの安らぎにトンカビーンとムスクの可能性。

トップ｜コリアンダー（EO）、タラゴン（プロバンス産、EO）、シスタス（EO）、ベルガモット、ラベンダー（プロバンス産、EO）
ボディ｜アンダルシアンレザー、タバコ（EO）、パチョリ（EO）、スティラックス、カーネーションリーフ（EO）、ヘイ（Abs）
ベース｜サンダルウッド、ホワイトムスク、ラブダナム（EO）、トンカマメ（Abs）、ベチバー（ハイチ産、EO）

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ

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幸福の詩を語り、魂に深く触れる
サランガブラン

サランガブラン｜白いシリンガ

冬が終わり、新しい季節のはじまりを感じる幸せな陽光。白い花々の明るいオーラが、柔らかで無邪気な輝きを放ちはじめた緑の芽吹きの渦の中で花開く。うつろう季節の中で幸福の詩を語り、魂に深く触れる香り。

トップ｜ネロリ（EO）、レモンリーフ、ピンクグレープフルーツ、スズランの葉、タンジェリンフラワー
ボディ｜ホワイトライラック、スズラン、ホワイトシクラメン
ベース｜ジャスミン（Abs）、オレンジフラワー（Abs）

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ

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華やかな日本の花々を体現する
サクラアンペリアル

サクラアンペリアル｜天上の桜

桜を中心に華やかな日本の花々を体現する香り。様々な原料の個性を融合させ、完璧なバランスで表現。桜は日本文化を代表する再生と美の象徴。武士道に通づる精神性。命を賭しても貫く純粋さ、忠誠心、正直さと勇気。

トップ｜レモン（イタリア産、EO）、カモミール（EO）、サイプレス（マダガスカル産、EO）、ブラックペッパー
ボディ｜サクラ、アップルフラワー、ジャスミン（Abs）、ブラックカラントフラワー
ベース｜サンダルウッド（EO）、ラズベリーフラワー、トンカマメ（Abs）

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ

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香りの指揮者が魅せる魔法のような調和
ハーモニーパストラル

ハーモニーパストラル｜田園のハーモニー

ルシアンが最も愛する楽曲：ベートーヴェン作曲交響曲第6番（田園）。オーケストラが奏でる優雅で柔らかい音色から香りを抽出したかのよう。香水による作曲。香りの指揮者が魅せる魔法のような調和。

トップ｜マスティック（EO）、ラベンダー（EO）、ビタータンジェリン（EO）
ボディ｜ペパーミント（EO）、クラリセージ（EO）、タイム（EO）、ホワイトジャスミン
ベース｜ベチバー（ジャワ産、EO）、マスティック（Abs）、パチョリ（EO）、チークウッド

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ

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天使達と交わすお茶会
スネパアンパチョリ

スネパアンパチョリ｜これはパチョリではない

パチョリのオイルがふんだんに使われているが、これは古典的なパチョリの香水ではない。大空に高くそびえる軽やかでエレガントならせん。マテで取り囲み、ダークで重いノートを空へと昇らせ、天使達と交わすお茶会。

トップ｜ビターオレンジ（EO）、レモン（イタリア産、EO）、ベルガモット（EO）、ペパーミント（EO）、ゼラニウム（エジプト産、EO）
ボディ｜キャロット（EO）、マテ茶（Abs）、パチョリ（EO）、ナツメグ（EO）
ベース｜ガイアックウッド（EO）、ファーバルサム（Abs）、ベンゾイン、トンカマメ（EO）

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ

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永遠の若さの反映
セミューティン

セミューティン｜これは反逆です

1968年に同じ調香学校で出会った二人の調香師。香水界の若き反逆者として長らく苦楽をともにした。半世紀以上続く友情は再び出会い、彼らの反骨精神を2つの香りに完璧に昇華させた。これは永遠の若さの反映。

トップ｜グリーンタンジェリン（イタリア産、EO）、オレンジフラワーコンクリート、プチグレン（パラグアイ産、EO）
ボディ｜ジャスミンコンクリート、ローズコンクリート、リリー
ベース｜ラズベリー、ビーワックス（Abs）、アンブレットリド

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ、ジャン・クロード・エレナ

メモ｜
伝統的な香水のエレガンスを彷彿とさせるオレンジフラワー、ジャスミン、ローズを使った3つの新しい原料をグラースのアコード・エ・パルファムと共同開発したルシアン。彼は盟友ジャン＝クロード・エレナとともに、この3つの原料を使って対となる2つの最新作を発表。それが彼らの反骨精神を表現した本作、そして「セロベル」である。

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レジェンドの反骨精神
セロベル

セロベル｜それは反逆者です

1968年に同じ調香学校で出会った二人の調香師。香水界の若き反逆者として長らく苦楽をともにした。半世紀以上続く友情は再び出会い、彼らの反骨精神を2つの香りに完璧に昇華させた。これは永遠の若さの反映。

トップ｜ビターオレンジ（EO）、シナモン（スリランカ産、EO）、ブルージンジャー（EO）
ボディ｜ピュアピンクピンクペッパー（EO）、コリアンダー（EO）、ローズゼラニウム（EO）、アンブロセナイド ®（シムライズ社）
ベース｜ベチバー（ハイチ産、EO）、パチョリ（インドネシア産、EO）、アンブロセナイド ®（シムライズ社）、アンバーエクストリーム

パフューマー｜ルシアン・フェレーロ、ジャン・クロード・エレナ

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レジェンド調香師が紡ぐ集大成の自選集（アンソロジー）
Anthologie

2019年に満を持してフランスにて設立されたニッチフレグランスブランド。調香を手掛けるのはレジェンド調香師Lucien Ferrero（ルシアン・フェレーロ）。世界最古の香水ブランドとも呼ばれる LUBIN PARIS(リュバン・パリ)の調香を担当して、歴史的な老舗ブランド再興の立役者となったことで一躍有名となったルシアンは、1945年グラース生まれ。

ジュネーブで調香を学んだ後に、天然原料をふんだんに活用した独自のフレグランス創造ノウハウを有する南仏グラースの香料会社エクスプレシオン・パフュメ社（現ジボダン社）に入社し、それ以降の46年のキャリアの中で5万以上の香りのコンポジションを制作してきた。原料の開発だけでなく、これまで数々の名香も手掛けてきた彼の名が香水業界内でさえそれほど広く認知されていないのは、「主役は香水であり調香師の自分は黒子であるべき」という彼独自の哲学から、調香師名を明かさないブランドとの仕事を好んで手掛けてきたため。

ANTHOLOGIE（アンソロジー）は、これまでのスタンスを転換してまで、彼の調香師人生の集大成として取り組む、自身の名を冠した最後のプロジェクト。若かりし頃に同じ調香学校で出会い、その後同じ会社にも勤めてしのぎを削った盟友でありレジェンド調香師でもあるジャン＝クロード・エレナ氏との共作の発表を機に、ブランド名をLucien Ferrero（ルシアン・フェレーロ）から、ANTHOLOGIE（アンソロジー）と新たに定め、さらなる新境地を開拓している。

おわりに

香水界のレジェンドが、自身の集大成として力を注ぐブランドAnthologie。「愛」をモチーフとしており、世界共通の翻訳を提供するため、箱に点字が使用されているところも注目ポイント。レジェンドの愛情と技術が詰まった作品たちをぜひお楽しみください。

また、10月28日（土）より、NOSE SHOP渋谷での先行上陸に合わせ、アーティストの木下友梨香さんとのコラボレーション展示も開始！こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。