2023年 9月 04日

Nicolaiよりコーヒーとスパイスが効いた新作が9月8日新登場！砂漠の旅をモチーフにしたエキゾチックな香りがデビュー

こんにちは、NOSE SHOPです。
フランス発、熟練の調香師が手がけるブランド「Nicolai（ニコライ）」より9月8日、新作の「キャラバンセライアンタンス」が登場します。

本作は砂漠の旅をモチーフにしたアイテム。コーヒーとスパイス、バニラが香りたつエキゾチックな香りで、秋冬にもぴったりなアイテムです。

今回は知られざるブランドの魅力と共にご紹介します。

Nicolai（ニコライ）
ラインアップ（全1種）
オードパルファム 30ml｜12,100円、100ml｜35,200円
取扱店舗｜取扱店舗｜NOSE SHOP 新宿、有楽町、銀座、池袋、横浜、名古屋、大阪、神戸、札幌、オンライン
発売日｜2023年9月8日（金）
発売時刻｜店頭：各店の開店時刻に準ずる。オンライン：午後12頃予定

ラインアップ（全1種）

砂漠の中の中継点で行き交うコーヒーとカルダモン
キャラバンセライアンタンス

キャラバンセライアンタンス

地中海沿岸地方の中東レバントへと続く砂漠の冒険。砂漠の中の中継点で行き交うコーヒーとカルダモンの踊り、シナモンの誘惑。パチョリとサンダルウッドの融合、アンバーの砂嵐に舞うイモーテル、バニラとトンカ豆。

トップ｜コーヒー（Abs）、プラム、ラズベリー
ボディ｜カルダモンエッセンス、クローブエッセンス、シナモンエッセンス、パチョリハートエッセンス、サンダルウッドエッセンス
ベース｜ドライアンバーアコード、バニラ（Abs）、トンカマメ（Abs）、イモーテル（Abs）

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Nicolaiの持つ香水作りへのこだわり

今回新作が登場したNicolai。しかしながら、ブランドの香水作りへのこだわりをご存じない方も多いのでは？そこで、彼らが香水作りにかけるこだわりをご紹介します。

Nicolaiは、香料の調達から完成品の調整など、作品の構想から生産までを一貫して行う数少ない香水ブランドのひとつ。香りの全ては調香師であるパトリシア=ド・ニコライの手によってレシピが書かれています。そのコンポジションの作成はパリのパレ・ロワイヤルに居を構える自身のラボにて行われており、香料づくりからボトル詰めまで全ての工程がフランスで行われています。

生まれたばかりの香水はアルコールと香料とを馴染ませるため、2週間のマセレーションを行ったのち、さらに1〜4週間、香りごとに適切な期間、香水を寝かせ香りに深みを持たせます。

そこで生み出された香水は、99.9%ナチュラルアルコールを使用し、84.8〜98.5%が天然香料で構成されています。ボトルの50%にリサイクルガラスを使用するなど、地球への配慮も。

1本1本適切なマセレーション期間を設けるなど、徹底したこだわりを経て香水が生み出されています。

香水界の名家出身・女性調香師が挑んだ革命
Nicolai

1989年、ゲラン家の血を引く女性調香師パトリシア・ド・ニコライが創業したフレグランスブランド。パトリシアの祖母はゲラン家の出身。そんな香水界のサラブレッドは、その伝統を打ち破るかのように、不透明なマーケティングで固められた香水産業界に透明性を与えた。

彼女は店舗の隣に”調香師”と書かれたサインを掲げたガラス張りのラボを設け、そのラボを公開した。店舗を訪れた人々は、それまで秘匿されてきた神聖な香水作りの全工程を目のあたりにすることができた。彼女のこの行為により、調香師の職業人としての専門性は公に示され、調香師の社会的地位を高め、男性の職業とみなされていた調香師に性別の壁を取り払うこととなった。

ブランド創業の前年1988年にフランス調香師協会による“若手調香師の国際賞”を女性で初めて受賞したパトリシアは、より自由な香水づくりを求め、夫と共にブランドを立ち上げた。先祖ピエール=フランソワ・パスカル・ゲランの伝統を継承し、ひたすら素材にこだわった。天然・合成問わず、最高品質の香料を仕入れ、香水を開発し、生産し、小売りまでをブランド内で一貫して行っている。

現在、パトリシアはパリの香水図書館（オスモテック）の2代目の代表として、世界の香りの遺産を守り、文化を啓蒙する活動にも努めている。