2020年 9月 26日
コラム
推しの香水を探して
あなたの推しは誰ですか?
キャラクター、アイドル、身近な人物や物など、みんなの心に一押しの存在、推しは少なからずいるのではないでしょうか。
店頭にいらっしゃる方にも推しの香りを探しにいらっしゃる方も少なくなく、「これ〇〇くんの香りだ〜」なんて声を聞くこともちらほら。
あなたの推し活、応援します。ということで、今回はスタッフの推しの香りをご紹介します!
一見ハードボイルドに見えながらも、ちょっと不器用なヨンドゥ。
そんな彼には
NOTES:
トップ|ヴァイオリンバーニッシュ、マホガニー、アウトドアアコード
ボディ|アンバーパインロジン、メイプルウッド、サイプレス
ベース|スパイスツリーレジン、シダー、モス
1作目ではただただ粗暴に描かれる彼ですが、2作目では主人公に対する一種の父性のようなものを垣間見ることができます。ちなみにヨンドゥの武器は口笛で操る矢。このbow makersもバイオリンの弓を作る様からインスピレーションを得ており、弓違いではありますが弓矢が頭に浮かんでしまいました。マホガニー等香料としては少し珍しいウッディー系も用いて肌の上でだんだん甘くなる香りは不器用な彼にぴったりだと思います!
SFが好きな新宿店の副店長秋間が推すのは、映画『Guardians of Galaxy』のヨンドゥです。 SFなのにウッディ調であることに驚きでしたが、その理由をきき、納得です。弓職人を意味するBOW MAKERS。パリッとした木材のような香りが彼のダンディズムによく似合うような気がします!
以前ノーズショップの公式のツイッターでスタッフが香水を紹介するツイートでSEVENTEENの曲の雰囲気に合わせてツイートしたことがあるので、お気づきの方もいらっしゃると思います…!
私個人ノーズショップに入る前には、香水はすごく難しいものだったのでどのようにもっと近くフレンドリーに楽しんで興味を持って頂けるか考えたとき、「好きなこと×気難しいもの」であればもう少し気楽に楽しんで頂けるかなと思いツイートしたものが以外にも沢山の方に興味を持っていただけて嬉しかったです!
自分たちで曲やパフォーマンスを作り、隙間時間にも休まず自分たちの自己啓発も行いアーティストとしても人としても頑張り屋さんなSEVENTEENを見ていると怠け者な自分も頑張らなきゃと背中を押されます。
忙しいスケジュールをこなす中で彼らだけで曲とパフォーマンスを作るだけでもすごいのに、その作品も素晴らしすぎて!!いつも感動の涙を心の中で流しております…。
日々仕事に疲れた時や寝れない時や落ち込んだ時、楽しい時などどんな時でも彼らを見て聞いたら元気はモリモリに、何事もうまくいきそうなモチベーションになるので感謝でいっぱいです!
本当に見てるだけでも目の保養になり疲れが癒されるので、皆さんもぜひやってみてください!!
そんないつも私に元気とスマイルをくれる彼らのような香りは…
トップ|ペパーミント、スペアミント、アルデヒド
ボディ|アイリス、シダー(ヴァージニア産)
ベース|サンダルウッド(オーストラリア産)、ムスク、アンバーウッド
つけた瞬間は涼しいすっきりするペパーミントとスペアミントが香り、時間が経てばシダーとサンダルウッドが優しく。
強くかっこいいウッディーではなく、まるで赤ちゃんの肌のような優しく柔らかく香り。
肌馴染みの良い柔らかい香りが肌にずっと残ってくれるので、思わず何度もクンクンと嗅いでしまいます。
つけるだけで特別な気分になるところと、ハッピーな香りが幸せにしてくれて一日中香りが変化してくれるところが私を元気付けてくれます。
ここがこの香水とSEVENTEENとの共通点だと思いこの香りを選びました!
いつも結果ばかりが大事だと思い生きてきた私に、コツコツと努力しゆっくりと成長する彼らを見て成長過程の大切さを改めて学び増した。夢に向かって日々頑張る彼らを孫を見るお婆ちゃんの目でドームで会える日を待ち続けたいと思います!
いつもSNSで話題になる札幌店の藤井さん。彼女の好きな物にひたむきにな姿勢はいつも画面越しに尊敬しています。
彼女の愛が伝わってくるような推し文だったように感じられます!
そして最後は私が推しの香りを勝手ながら紹介させていただきます。
河村|
僕の推しは英ロックバンドThe 1975が2016年にリリースした2ndアルバムの”I like it when you sleep for you are so beautiful yet so unaware of it”のタイトルトラック。
日本でのタイトルは「君が寝ている姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのに、それに気づいていないから。」
この曲はアルバムの中でも長めのインタールードのような位置付けで、6分半の長さのアンビエントエレクトロというジャンルです。
繊細でピュアな電子音に乗せた歌詞はたった一言「出て行く前に大きい明かりを消していって」。その裏で「お願い行かないで」とバックコーラスがかかります。
その6分半というスケールの曲のピュアなエレクトロニカでありながら、パーソナルな音の広がりからは朝の澄んだ空気をはらんだ、ただ広いだけのポツンと自分だけがいる部屋のように感じられます。
個人的には「君の寝ている姿が好きなんだ〜」と投げかけた人との愛の記憶や甘美な時を思い出すような音のようで、その長さからはすでに離れて行ってしまった人を思い返す一人だけのベッドルームであるように少し寂しげに感じました。そして歌詞は当該の個人と自分との現実の間で生きる喪失感とそこから抜け出すための「大きい電気を消していって」という冷たいフレーズ。その裏では繊細な気持ちが見え隠れします。
この曲は過去をembraceしながらも未来に進むその痛みや苦難を表現したのではないかと感じています。
そしてこの曲からナルシシズムを感じる高潔さと相反するような繊細さ。涼しげで軽やか、ロマンティックだけどどこか儚いニュアンスでした。香水に落とし込むとしたら、スズランのような淡いグリーンフローラルが似合うような気がしました。
そこから私が選んだ推しの香りは トップ|ブルガリアンダマスクローズ、オーキッド、ピンクグレープフルーツ、ウォーターメロン
ボディ|スズラン、ベチパー、アイリス、シクラメン
ベース|ブルボンバニラ、ホワイトムスク
新宿店のみで扱いのあるCIROのL’Heure Romantique。直訳すると「ロマンティックな時」というタイトルです。タイトルにもある通り、恋人同士が結ばれたとろけるような時間をモチーフにして香りが作られました。
先ほどいったスズランだけでなく、シクラメンとローズなどの水彩画のような淡いグリーンフローラルブーケです。このアルバム通したアートワークによく現れるバラが入っているのもグッときます。
お花の香りがメインですが、トップにウォーターメロンがあることで、ありきたりなフローラルブーケにならず涼しげで繊細な軽やかさが加わり“I like it〜“にグッと近づきます。
「ロマンティックな時」という香水の名前もナルシシズム全開でシンクロして聞こえます。
この香水ブランドは1920年代にデビューしたものが現代に復刻されたもの。過去の香りを参照しつつモダンに作り変えている部分も過去を抱きしめて未来に進もうとする彼らのその姿勢のように感じられます。
このように一人の人を愛するというその瞬間を切り取る香りとその瞬間にとりつかれたようなこの音がそれぞれに対応していると感じ、この香りを私の推しの香りとしたいと思います。
推しの被りはあるかもしれないけれど、推しに想うことは人それぞれ。
あなただけの推しの香りが見つけてみてはいかがですか?
キャラクター、アイドル、身近な人物や物など、みんなの心に一押しの存在、推しは少なからずいるのではないでしょうか。
店頭にいらっしゃる方にも推しの香りを探しにいらっしゃる方も少なくなく、「これ〇〇くんの香りだ〜」なんて声を聞くこともちらほら。
あなたの推し活、応援します。ということで、今回はスタッフの推しの香りをご紹介します!
新宿店 秋間|Guardians of Galaxy ヨンドゥ
私の推しはガーディアンズオブギャラクシーのヨンドゥです。一見ハードボイルドに見えながらも、ちょっと不器用なヨンドゥ。
そんな彼には
D.S and DURGA|BOW MAKERS
が似合うと思います!NOTES:
トップ|ヴァイオリンバーニッシュ、マホガニー、アウトドアアコード
ボディ|アンバーパインロジン、メイプルウッド、サイプレス
ベース|スパイスツリーレジン、シダー、モス
1作目ではただただ粗暴に描かれる彼ですが、2作目では主人公に対する一種の父性のようなものを垣間見ることができます。ちなみにヨンドゥの武器は口笛で操る矢。このbow makersもバイオリンの弓を作る様からインスピレーションを得ており、弓違いではありますが弓矢が頭に浮かんでしまいました。マホガニー等香料としては少し珍しいウッディー系も用いて肌の上でだんだん甘くなる香りは不器用な彼にぴったりだと思います!
SFが好きな新宿店の副店長秋間が推すのは、映画『Guardians of Galaxy』のヨンドゥです。 SFなのにウッディ調であることに驚きでしたが、その理由をきき、納得です。弓職人を意味するBOW MAKERS。パリッとした木材のような香りが彼のダンディズムによく似合うような気がします!
札幌店 藤井|SEVENTEEN
宇宙一可愛い、カッコいい、尊い私の推し君たちは13人グループのSEVENTEENです!以前ノーズショップの公式のツイッターでスタッフが香水を紹介するツイートでSEVENTEENの曲の雰囲気に合わせてツイートしたことがあるので、お気づきの方もいらっしゃると思います…!
私個人ノーズショップに入る前には、香水はすごく難しいものだったのでどのようにもっと近くフレンドリーに楽しんで興味を持って頂けるか考えたとき、「好きなこと×気難しいもの」であればもう少し気楽に楽しんで頂けるかなと思いツイートしたものが以外にも沢山の方に興味を持っていただけて嬉しかったです!
自分たちで曲やパフォーマンスを作り、隙間時間にも休まず自分たちの自己啓発も行いアーティストとしても人としても頑張り屋さんなSEVENTEENを見ていると怠け者な自分も頑張らなきゃと背中を押されます。
忙しいスケジュールをこなす中で彼らだけで曲とパフォーマンスを作るだけでもすごいのに、その作品も素晴らしすぎて!!いつも感動の涙を心の中で流しております…。
日々仕事に疲れた時や寝れない時や落ち込んだ時、楽しい時などどんな時でも彼らを見て聞いたら元気はモリモリに、何事もうまくいきそうなモチベーションになるので感謝でいっぱいです!
本当に見てるだけでも目の保養になり疲れが癒されるので、皆さんもぜひやってみてください!!
そんないつも私に元気とスマイルをくれる彼らのような香りは…
LES BAINS GUERBOIS|1979 NEW WAVE
です! NOTES:トップ|ペパーミント、スペアミント、アルデヒド
ボディ|アイリス、シダー(ヴァージニア産)
ベース|サンダルウッド(オーストラリア産)、ムスク、アンバーウッド
つけた瞬間は涼しいすっきりするペパーミントとスペアミントが香り、時間が経てばシダーとサンダルウッドが優しく。
強くかっこいいウッディーではなく、まるで赤ちゃんの肌のような優しく柔らかく香り。
肌馴染みの良い柔らかい香りが肌にずっと残ってくれるので、思わず何度もクンクンと嗅いでしまいます。
つけるだけで特別な気分になるところと、ハッピーな香りが幸せにしてくれて一日中香りが変化してくれるところが私を元気付けてくれます。
ここがこの香水とSEVENTEENとの共通点だと思いこの香りを選びました!
いつも結果ばかりが大事だと思い生きてきた私に、コツコツと努力しゆっくりと成長する彼らを見て成長過程の大切さを改めて学び増した。夢に向かって日々頑張る彼らを孫を見るお婆ちゃんの目でドームで会える日を待ち続けたいと思います!
いつもSNSで話題になる札幌店の藤井さん。彼女の好きな物にひたむきにな姿勢はいつも画面越しに尊敬しています。
彼女の愛が伝わってくるような推し文だったように感じられます!
そして最後は私が推しの香りを勝手ながら紹介させていただきます。
河村|
The 1975|I like it when you sleep for you are so beautiful yet so unaware of it
僕の推しは英ロックバンドThe 1975が2016年にリリースした2ndアルバムの”I like it when you sleep for you are so beautiful yet so unaware of it”のタイトルトラック。日本でのタイトルは「君が寝ている姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのに、それに気づいていないから。」
この曲はアルバムの中でも長めのインタールードのような位置付けで、6分半の長さのアンビエントエレクトロというジャンルです。
繊細でピュアな電子音に乗せた歌詞はたった一言「出て行く前に大きい明かりを消していって」。その裏で「お願い行かないで」とバックコーラスがかかります。
その6分半というスケールの曲のピュアなエレクトロニカでありながら、パーソナルな音の広がりからは朝の澄んだ空気をはらんだ、ただ広いだけのポツンと自分だけがいる部屋のように感じられます。
個人的には「君の寝ている姿が好きなんだ〜」と投げかけた人との愛の記憶や甘美な時を思い出すような音のようで、その長さからはすでに離れて行ってしまった人を思い返す一人だけのベッドルームであるように少し寂しげに感じました。そして歌詞は当該の個人と自分との現実の間で生きる喪失感とそこから抜け出すための「大きい電気を消していって」という冷たいフレーズ。その裏では繊細な気持ちが見え隠れします。
この曲は過去をembraceしながらも未来に進むその痛みや苦難を表現したのではないかと感じています。
そしてこの曲からナルシシズムを感じる高潔さと相反するような繊細さ。涼しげで軽やか、ロマンティックだけどどこか儚いニュアンスでした。香水に落とし込むとしたら、スズランのような淡いグリーンフローラルが似合うような気がしました。
そこから私が選んだ推しの香りは トップ|ブルガリアンダマスクローズ、オーキッド、ピンクグレープフルーツ、ウォーターメロン
ボディ|スズラン、ベチパー、アイリス、シクラメン
ベース|ブルボンバニラ、ホワイトムスク
新宿店のみで扱いのあるCIROのL’Heure Romantique。直訳すると「ロマンティックな時」というタイトルです。タイトルにもある通り、恋人同士が結ばれたとろけるような時間をモチーフにして香りが作られました。
先ほどいったスズランだけでなく、シクラメンとローズなどの水彩画のような淡いグリーンフローラルブーケです。このアルバム通したアートワークによく現れるバラが入っているのもグッときます。
お花の香りがメインですが、トップにウォーターメロンがあることで、ありきたりなフローラルブーケにならず涼しげで繊細な軽やかさが加わり“I like it〜“にグッと近づきます。
「ロマンティックな時」という香水の名前もナルシシズム全開でシンクロして聞こえます。
この香水ブランドは1920年代にデビューしたものが現代に復刻されたもの。過去の香りを参照しつつモダンに作り変えている部分も過去を抱きしめて未来に進もうとする彼らのその姿勢のように感じられます。
このように一人の人を愛するというその瞬間を切り取る香りとその瞬間にとりつかれたようなこの音がそれぞれに対応していると感じ、この香りを私の推しの香りとしたいと思います。
推しの被りはあるかもしれないけれど、推しに想うことは人それぞれ。
あなただけの推しの香りが見つけてみてはいかがですか?
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