2022年 8月 26日

Laboratorio Olfattivoよりレジェンド調香師が手がけたブラッドオレンジの香水「アランチアロッサ」8/26発売開始

NOSE SHOPを代表する人気ブランド「Laboratorio Olfattivo（ラボラトリオオルファティーボ）」から、ブラッドオレンジをモチーフにした香水が登場！

手がけたのは、レジェンド調香師のジャン=クロード・エレナ。これまで数々の名香を生み出し、エルメスの初代専属調香師にも就任したマスターパフューマーです。彼のイタリアの旅をモチーフにしたコレクションの新アイテムが登場します。さらに！今回の新作追加に併せてパフュームキットもラインナップ新たに発売開始！

今回は瑞々しいシトラス香水をご紹介いたします。

Laboratorio Olfattivo（ラボラトリオオルファティーボ）
ラインアップ 2種
パルファムコロン 100ml｜20,900円
パフュームキット 3ml×4種｜5,500円
取扱店舗｜NOSE SHOP 新宿、渋谷、有楽町、丸の内、横浜、名古屋、大阪、オンライン
発売日｜2022年8月26日

香りをアートする“嗅覚の実験室"
Laboratorio Olfattivo

イタリアをはじめとして、全世界に広まりつつある「ニッチフレグランス」の大きなうねり。大量に生産し販売されるマスマーケット向けフレグランスの対局に位置する、オリジナルでハイグレードなメゾンフレグランスが、いま本物志向の人々を魅了しはじめている。

そんなニッチフレグランスメゾンのなかで、マーケティングを捨てた香水界の異端児として、ひときわ強い注目を集める「ラボラトリオオルファティーボ」（日本語訳：嗅覚の実験室）は、香りの芸術作品を生み出すために、イタリアで生まれた、全く新しい実験的なプロジェクト。

香水の世界に、才能と情熱を注ぎつづける世界随一の若手パフューマー（調香師）たちが結集し、誰かからの注文や指示から完全に解放され、自分の感性と創造性のみを頼りとし、芸術的な至高の香りを産み出すことを、ただひとつのルールとして創設された。ブランドとしての戦略や派手な広告宣伝からは一切距離を置き、フレグランスの革新的なアートコレクションを発表している。

ラインアップ（2種）

アランチアロッサ

ブラッドオレンジ、それは戦いと祝祭の象徴であり、光の化身。ジューシーで肉感的。エレガントで洗練された香りは、記憶の中の色褪せぬ温かさを呼び覚ます。冬の日の穏やかな陽光。夏の色を身にまとった反逆の果実。

NOTE｜ブラッドオレンジ（イタリア産）、オレンジフラワー、パッションフルーツ、ホワイトムスク

トラベルセットバイジャン・クロード・エレナ vol.2

イタリアには幸福が満ち溢れている。太陽の祝福で満たされた国。柑橘類は冬でも太陽をもたらしてくれる果物。これらは生きる喜び、希望を歌う香り。香りの哲学者が新たに創るイタリアへの旅で感じた幸せのコレクション。

ラインアップ｜アランチアロッサ、マンダリーノ、ベルガモット、リモーヌ

今回のシリーズは？

今回発売となる緑のボトルは、レジェンド調香師のジャン=クロード・エレナがイタリアでの旅をモチーフに制作するシリーズ。1つの香水の主題を設けることをポリシーにしている彼が、この旅を通して取り上げたのはイタリアを代表する果物。シトラスでした。

これまで、マンダリン、レモン、ベルガモットをリリースしてきたエレナさんが今回着目したのは「ブラッドオレンジ」。皮の渋みや果汁のフレッシュさを感じることのできる香りに仕上がりました。

そんな彼は今作にこんなコメントを寄せています。

「"ベルガモット"はエレガント、"レモン"はエネルギッシュ、"マンダリン"は快活。オレンジは陽気だが、皮肉的でもある。イタリアのトリノ近郊の都市イヴレアでは、毎年カーニバルのハイライトとして、オレンジの戦い（オレンジ祭り）が繰り広げられる。
1801年、スペインがポルトガルに勝利したことを祝って、スペインの宰相マヌエル・デ・ゴドイが愛人でもあり女王だったマリア・ルイサにオレンジをバスケットに入れて贈ったというエピソードから、オレンジは軍事的敗北のシンボルと化した。
その後、香水産業で長年にわたってポルトガルの名を冠する*ことでスペインへの復讐を果たすことになるのはいかにもな皮肉だ。また、ビゼーのオペラ「カルメン」の悲劇的な結末には、メゾソプラノのオレンジ売の少女が物語に華を添えている。
しかし、私がオレンジにまつわるエピソードで一番好きなのは、その昔ヨーロッパの人々がクリスマスにオレンジを贈り合っていたという風習だ。暗い12月、オレンジは光の化身だった。それは冬の終わりを暗示するメッセージであり、夏の色を身にまとった反逆の果物だったのだ。」
*注）4711 ポーチュガルオーデコロンのこと

アランチアロッサはどんな香り？

エレナさんはブラッドオレンジの持つ「戦い」と「お祝い」のイメージをジューシーで肉感のある香りで表現。「敗北の象徴」と「暗く閉ざされた冬の中の光」という2つの象徴として存在するオレンジに、彼はこのアイテムで陽気で皮肉的という解釈をしたのかもしれません。

フレッシュで爽やか。軽やかな香りたちはどんな時でも気軽にまとえる優れもの。季節問わず楽しんでいただけるアイテムが登場です。ぜひチェックしてみてくださいね！