2020年 2月 27日
コラム
パリの香水屋さんを巡って
こんにちは、スタッフの河村です。
昨年の夏休みに友達とパリへ旅行に行ってきました。
友達がせっかくだから香水が欲しいと言ってくれたので、滞在中にパリの香水屋さんツアーをしてきました。
今日は滞在中に訪れたブティックの一部をご紹介したいと思います。
「パリのソーホー」とも言われる洗練されたエリアのマレ地区、その69番地の角に構えるお店です。
ゲイタウンとしても知られる町で、ゲイアーティストの財団とコラボレーションしたり、ゲイ映画の主人公にフォーカスした香りを発表した、エッジの効いたブランドにふさわしくなんだか少しデンジャラスでニュアンスある場所に本店を構えています。ボトルと同じようにお店が角にあるのも面白いです。
本店を訪れると内装は落ち着いた木目のトーンに加えて動物のレザーの絨毯といった少しパンクな内装…さすがELOでした。
お店に入るとまず目に飛び込んできたのがなんとこれ
めちゃめちゃ見覚えあるこいつ。ちゃんとミニ香水入ってるガチャガチャです。
なんでこんなところに!?
気になってスタッフの方に尋ねたところ、2019年の5月にブランドオーナーのエチエンヌさんが日本に来てくれた際に、NOSE SHOPの香水ガチャにベタ惚れしてしまい、弊社の社長に送ってもらうよう頼んだらしいです…!
昨年5月に実施されたノーズショップ新宿でのELOのジャック。その後にはるか遠くの日本からわざわざ空輸されたガチャガチャ台に、こうしてパリのお店の片隅で再会することになるとは思いもしませんでしたが、ELOとノーズショップの熱い絆を実感できたハッピーな瞬間でした。
ちなみに人気のある香りはノーズショップでも人気の「ゴミの花」でした!万国共通で人気なことにびっくりでした。
Address:69, Rue des Archives, 75003 Paris, France
勘のいい方はもうお気づきかもしれません。そう、銀座店で取り扱いのあるリキッドイマジネのオーナーの方が営まれているお店です。
リキッドイマジネは、この店のバイヤーであるデイヴィッドさんとフィリップさんの二人で開業したメゾン。このダビッドさんはこのお店から人気ニッチフレグランスブランド、バイレードを広めるなど、ディストリビューターとして活躍されている方でした。
リキッドはその名の通り香水という液体そのものにフォーカスを当てたお店になっていて、取り扱うブランドもニッチなフレグランスブランドばかり。
シックで落ち着いた店内ではパリジェンヌが店員さんとカウンター越しに楽しそうに談笑されていて、店員さんの背中には所狭し香水が並べられています。本当にバーのように丁寧に一つ一つ香りを提案してくれます。
自分に似合う香りや好きな香りについて丁寧に教えてくれるので、ぴったりの一本が見つかるかも!
お勧めしていただいたのは日本にまだ来ていないアラブの香水ブランドAMOUAGEのInterlude Manでした。スパイシーウッディは香りでしたが、アンバーが効いて少し甘く面白い香りでした。
アムアージュだけじゃなくたくさん日本にない香りがあり、一度訪れるだけでも好みの幅が広がりそうな一度は訪れたい場所です。
Address:9 rue de Normandir 75003 paris
2006年にスウェーデン出身のベンゴーラムが設立したByredoは纏う人の記憶と結びつく香りを作る、北欧らしいミニマルなブランドです。
最近は直営店が伊勢丹新宿にできたことでも話題ですよね。
香水以外にも、革製品やアイウェアなど今や多岐にわたっています。
パリのお店が位置するサンノトーレ通りはマリーアントワネットが愛用していた香水の原点であるブランドのウビガンが始めてお店を開いたことでも有名な通りです。お店の内装はデザインスタジオで親交の深いM/M Parisとのコラボレーションによって壁面はドローイングが施されています。
そこでは、日本でお仕事をしていた経験のあるRedaと日本でモデル活動をしているAnthoに香りの案内をしてくださいました。
彼らがお勧めしてくれたのは、まだリリース前だったSlow Dance。プロムをイメージした香りになっていて、甘くとろんとした香りになっています。
RedaとAnthoとはByredoや香りのついてを日英交えてお話しさせていただきました。
バイレードが正式な読みだったり、Byredoらしさとは、ラグジュアリーとストリートの間で香りを作り続けていく姿勢であったりと彼のByredoの香りの語りがブランド愛に溢れていて、相手に寄り添い日本語でお話ししてくださっていたことがすごく印象的で、こんな接客ができるようになれたらいいなぁと感じるひと時でした。
そして私たちが持ち帰ったのはByredoのLa TulipeとMojave Ghostでした。
La Tulipeは香りのない花であるチューリップにいろいろな花を集めて香りをつけてあげたという香りになっていて、フリージアや葉っぱを思わせるあっさりとしたお花の香りでした。
夏の終わりのパリは湿度が低く、長袖でも十分なほど。日本の高温多湿な夏とは対照的でその気候やパリのムードを持って帰ってきたようでした。
address:Byredo Paris199, Rue Saint Honoré 75001 Paris
今回は少し趣向を変えてパリの香水屋さんの紹介をしてみました!
道を歩いていても数え切れないくらいの香水屋さんに出会い、バス停の広告も香水だったりとフランスの香水文化の浸透度合いにびっくりした旅でした。
皆さんもパリを訪れた際には自分にぴったりの香りを探してみては?
昨年の夏休みに友達とパリへ旅行に行ってきました。
友達がせっかくだから香水が欲しいと言ってくれたので、滞在中にパリの香水屋さんツアーをしてきました。
今日は滞在中に訪れたブティックの一部をご紹介したいと思います。
ETAT LIBRE D’ORANGE 本店
滞在中にまず訪れたのはこちら、ノーズショップでも人気のETAT LIBRE D‘ORANGE本店です。「パリのソーホー」とも言われる洗練されたエリアのマレ地区、その69番地の角に構えるお店です。
ゲイタウンとしても知られる町で、ゲイアーティストの財団とコラボレーションしたり、ゲイ映画の主人公にフォーカスした香りを発表した、エッジの効いたブランドにふさわしくなんだか少しデンジャラスでニュアンスある場所に本店を構えています。ボトルと同じようにお店が角にあるのも面白いです。
本店を訪れると内装は落ち着いた木目のトーンに加えて動物のレザーの絨毯といった少しパンクな内装…さすがELOでした。
お店に入るとまず目に飛び込んできたのがなんとこれ
めちゃめちゃ見覚えあるこいつ。ちゃんとミニ香水入ってるガチャガチャです。
なんでこんなところに!?
気になってスタッフの方に尋ねたところ、2019年の5月にブランドオーナーのエチエンヌさんが日本に来てくれた際に、NOSE SHOPの香水ガチャにベタ惚れしてしまい、弊社の社長に送ってもらうよう頼んだらしいです…!
昨年5月に実施されたノーズショップ新宿でのELOのジャック。その後にはるか遠くの日本からわざわざ空輸されたガチャガチャ台に、こうしてパリのお店の片隅で再会することになるとは思いもしませんでしたが、ELOとノーズショップの熱い絆を実感できたハッピーな瞬間でした。
ちなみに人気のある香りはノーズショップでも人気の「ゴミの花」でした!万国共通で人気なことにびっくりでした。
Liquides, the perfume bar
ELO本店から歩いて15分くらいのところに位置しているのはLIQUIDES勘のいい方はもうお気づきかもしれません。そう、銀座店で取り扱いのあるリキッドイマジネのオーナーの方が営まれているお店です。
リキッドイマジネは、この店のバイヤーであるデイヴィッドさんとフィリップさんの二人で開業したメゾン。このダビッドさんはこのお店から人気ニッチフレグランスブランド、バイレードを広めるなど、ディストリビューターとして活躍されている方でした。
リキッドはその名の通り香水という液体そのものにフォーカスを当てたお店になっていて、取り扱うブランドもニッチなフレグランスブランドばかり。
シックで落ち着いた店内ではパリジェンヌが店員さんとカウンター越しに楽しそうに談笑されていて、店員さんの背中には所狭し香水が並べられています。本当にバーのように丁寧に一つ一つ香りを提案してくれます。
自分に似合う香りや好きな香りについて丁寧に教えてくれるので、ぴったりの一本が見つかるかも!
お勧めしていただいたのは日本にまだ来ていないアラブの香水ブランドAMOUAGEのInterlude Manでした。スパイシーウッディは香りでしたが、アンバーが効いて少し甘く面白い香りでした。
アムアージュだけじゃなくたくさん日本にない香りがあり、一度訪れるだけでも好みの幅が広がりそうな一度は訪れたい場所です。
BYREDO 199 rue Saint-Honoré
僕たちが最後に訪れたのはサンノトーレ通りにあるバイレードの旗艦店。2006年にスウェーデン出身のベンゴーラムが設立したByredoは纏う人の記憶と結びつく香りを作る、北欧らしいミニマルなブランドです。
最近は直営店が伊勢丹新宿にできたことでも話題ですよね。
香水以外にも、革製品やアイウェアなど今や多岐にわたっています。
パリのお店が位置するサンノトーレ通りはマリーアントワネットが愛用していた香水の原点であるブランドのウビガンが始めてお店を開いたことでも有名な通りです。お店の内装はデザインスタジオで親交の深いM/M Parisとのコラボレーションによって壁面はドローイングが施されています。
そこでは、日本でお仕事をしていた経験のあるRedaと日本でモデル活動をしているAnthoに香りの案内をしてくださいました。
彼らがお勧めしてくれたのは、まだリリース前だったSlow Dance。プロムをイメージした香りになっていて、甘くとろんとした香りになっています。
RedaとAnthoとはByredoや香りのついてを日英交えてお話しさせていただきました。
バイレードが正式な読みだったり、Byredoらしさとは、ラグジュアリーとストリートの間で香りを作り続けていく姿勢であったりと彼のByredoの香りの語りがブランド愛に溢れていて、相手に寄り添い日本語でお話ししてくださっていたことがすごく印象的で、こんな接客ができるようになれたらいいなぁと感じるひと時でした。
そして私たちが持ち帰ったのはByredoのLa TulipeとMojave Ghostでした。
La Tulipeは香りのない花であるチューリップにいろいろな花を集めて香りをつけてあげたという香りになっていて、フリージアや葉っぱを思わせるあっさりとしたお花の香りでした。
夏の終わりのパリは湿度が低く、長袖でも十分なほど。日本の高温多湿な夏とは対照的でその気候やパリのムードを持って帰ってきたようでした。
道を歩いていても数え切れないくらいの香水屋さんに出会い、バス停の広告も香水だったりとフランスの香水文化の浸透度合いにびっくりした旅でした。
皆さんもパリを訪れた際には自分にぴったりの香りを探してみては?
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