新シリーズ【語るよ、私のブランド愛】~NASOMATTOなど~

こんにちは、浦野です。
緊急事態宣言期間中でした2020年5月5日から17日までの期間、店舗がクローズしていたNOSE SHOPでは、Twitter上で『‪聞かせて!あなたのブランド愛』という企画をおこなっていました。

聞かせて!あなたのブランド愛
なにかと不安の多い日々
NOSE SHOPの香水ブランドたちと出会った時の感動や思い出など、愛を語り合って心を好きで満たしましょ。
#nsfavtalk を付けて教えてください

実は…これを企画したきっかけは、社長からNOSE SHOPスタッフ皆へ向けてのこんな投げかけけからでした。
  • NOSE SHOPの取り扱うブランドの中で、みなさんの好きなブランドはなんですか?
    それはなぜですか?
    どんなきっかけでそれを好きになりましたか?
    一番好きな商品はなんですか?
    どこが好きですか?
    そのブランドを好きになってから、自分はどう変わりましたか?
これは、NOSE SHOPメンバーから取り扱うブランドの本国のオーナーや、調香師さんに向けてファンレターを届けよう!という、社長からの提案。
世界中がコロナで大変な時に彼らの力になれることは多くはないけれど、遠く離れた地ここ日本にも、あなたのビッグファンがいるんだよってことを知らせてあげたい、ポジティブな気持ちを送りたいとの想いから。
そして、それをスタッフみんなが言葉にしたら、驚くほどブランドへの愛が深くて…!!
Twitterでも沢山の方が投稿して下さりました。皆様ありがとうございます。ブランドへの香水への愛が伝わってきました。
沢山の愛が溢れてて、心がほっこりしました。
さて、その熱い想いをこのNOSE SHOPマガジンでじっくり掘り下げようと言うのがこの新シリーズ!

今回は“NASOMATTO”への愛を語ってくれたスタッフの小谷さんと佐藤さん、そして渡邉さんは“THE HOUSE OF OUD”への愛を語ってくれました。
そして、こちらの都合で画像を一緒に載せれないのが申し訳ないのですが、Twitterからは、これはニッチだな!と浦野が思う香りへの愛を語って下さった方をご紹介させて頂きます!

スタッフ小谷

NASOMATTO/シルバームスク(水銀リキッド・ラブセンセーション)

  • パリで初めてNASOMATTOのボトルを手に取り、言葉では表現できない力に引きつけられたのを今でも鮮明に覚えています。その数ヶ月後、私の所属するNOSE SHOPで再会し、不思議なご縁を感じました。「知性を宿した香水」という、造り手の意志を超えて生まれてきたNASOMATTOの香水たちは未だに理解ができないままでいます。
    (もちろん、良い意味で。笑)
    理解ができないからこそ、それについて思惟をし、「香水」という枠から逸脱した次元で捉えることができることに特別な楽しみを感じています。ヒトの感覚に訴えかけてくれるNASOMATTOの香水、その中でも「シルバームスク」は僕の相棒のような存在です。何かあれば彼と向き合い、気を集中させる、特別なお守りのようでもありますね。
    このような創造性、芸術性、哲学性に満ち溢れたNASOMATTOの世界に出会え、私は幸せです。ありがとうございます。
    東京より愛を込めて、水銀リキッド・ラブセンセーション。
私のなかで、小谷さんはスモーキーで重い香りが好きかな?という印象だったので「シルバームスク」を相棒にしたのは少し意外でした。
でも、このシルバームスクって普段ムスクはちょっと…って敬遠してる人にこそハマる印象。ユニセックスな香りで、スン…とは鼻から入り気付いたら自分と馴染んでいるような、まさにお守り的ですね。

スタッフ佐藤

NASOMATTO/アブサンス(禁断の酒 アブサン酒)

  • NOSE SHOPを知る前にも、香水は好きで色々と見ていたりしたのですが、よく目にする香水は、(表現が適切じゃないかもですが)どこか”媚びた”香りがするな〜と思うことがありました。なかなかしっくりくる香水がみつけられずにいたときに、NOSE SHOPに入社し“NASOMATTO”を知り衝撃を受けました。
    香水ごとのコンセプトに忠実な香りから、強い芯を感じ、一嗅ぎでストーリーに引きこむ表現力にも圧倒され、香水はアートなんだ!と肌で感じ、香水への新しい価値観が生まれ、より香水への探究心と愛が深まるきっかけになったブランドです。
    特に好きなのは「アブサンス」です。
    もともと好きなお酒だからというのもあるのですが、あの甘くてちょっと薬味っぽいアブサンの香りそのものの香りを嗅ぐたびに、お酒を呑みながら過ごした時間と様々な感情が蘇ります。お店にある香水の中でも1番感傷的な気分にさせられる奥深い香りです。おうちでの時間も長くなる時だからこそ、どっぷりと香りのストーリにー浸りながら、自分をみつめられる香りがありがたいです。
ここだけの話、佐藤さんって私より若いのに、いつも大人っぽいなぁって思ってたんですが(笑)好みの香りも大人でした…!!お酒好きな人にお勧めするとこの「アブサンス」の香り気に入って頂けることが多いんです。
私はお酒が弱くて「アブサン」飲んだことないのですが、この薬味みたいな香りが癖になるのは凄く共感できます。
小谷さんも佐藤さんも“NASOMATTO”のストーリー性もお気に入りポイントみたいですね。
“NASOMATTO”の香水は香料は非公開ですし、香りをイメージした物語(文)も衝撃的な内容で、誰でも一瞬で心も鼻も奪われる事間違いなしです!

スタッフ渡邉

THE HOUSE OF OUD/リブインカラーズ(未来)

  • 私の好きなブランドは“THE HOUSE OF OUD”です。取り扱っているどの香りも大好きですが、その中でも一番好きなのは「リブインカラーズ」です。
    NOSE SHOPで働き始めた最初の頃、池袋店に置いてある香水をひと通り試し、一番最初にすごい良い香り!と惹きつけられたのがリブインカラーズでした。それまで重たいウッディー系が好みでシトラスなどのスッキリとした香りは苦手だった私にとってビックリな出会いでした。その名の通り、素敵な未来に導いてくれるような飛び込ませてくれるような「リブインカラーズ」の香りが、初めての店頭で緊張と不安がMAXだった私の心を落ち着かせて背中を押してくれるようでした。
    それからというもの、今までだったら絶対選ばなかった軽やかだったり爽やかな香りも好むようになり以前よりも香りの幅が格段に広がり、そして今まではあまり気にしたことがなかった、ブランドそれぞれのボトルのデザインにも目がいくようになりました。作った方が思いを込めてこだわりを持ってこのボトルデザインにしたんだなあと考えることができ、そういう意味でも香水を丸ごと楽しめるようになりました。私の今までの香水や香りの概念を壊してくれた、本当に大切なブランドです。
    こんな時ですが、こんな時だからこそ、元気をもらったり安らぎをもらったりと香りに救われる方がたくさんいると思います。私もその1人です。明るい未来を信じてみんなで乗り越えられたらなと思います。
渡邉さんの明るい性格や笑顔とこの「リブインカラーズ」の明るく寄り添う香りが私の中でリンクします! シトラスの香りは、緊張を和らげてくれて安心感をくれる香り。性別や年齢を問わず纏いやすく、誰にでも寄り添ってくれると思います。この香りから香水の世界が広がったという人もたくさんいます。
明るい未来を信じて、一人一人が出来ること、取り組んでいきたいですね。

Twitterから

ZOOLOGIST/スクイッド

  • mewgeruge(気尽脈尽) @__mewsick__さん
    初ノーズショップで購入させて頂いたzoologistのイカ。イカっていう生き物も香水も好きな私のための香水なのでは?!と思い購入。
    インクと潮の混ざった風の怪しくて刺激的ないスパイシーさ、アンバーグリスの深い甘み・・・何度かいでも惚れ惚れする香り!
THE HOUSE OF OUD/クロップ 2019(斬新なウード体験)

  • もわし@umaopi0527さん
    興味本位でムエットをもらい、店頭でつけてもらった時はまさか購入するとは思っていなかった。後日どうしても気になってまた店頭でつけてもらった。
    この香りが好きなんだと気付いてその後購入した。ウードとココナッツの深くて甘い、私のお気に入りの香り。
    THE HOUSE OF OUD『CROP 2019』
NISHANE/Pasion Choco(※廃盤になってます)
  • 三光‏ @sankocho_hpさん
    内定式の帰りに寄った大阪店で在庫残りひとつ(!)だったNishaneのPasion Choco 本来はラストノートまでしっかり確かめてからの方がいいのかもしれませんが、運命を感じて即お持ち帰り。その後間もなく廃盤になってしまったので、やっぱり運命だったのかもしれないと思っています。
みなさんとってもニッチな香りを愛していますね!
ZOOLOGISTのスクイッドは店頭で、お客様に『イカ好き界隈では、この香りは有名です』と聞いた時にこの世には私の知らないニッチな世界がまだまだあるなと痛感しました。なんとも言えないマリンとアンバーグリスの合わさった香り、癖になるんですよね。

THE HOUSE OF OUDのクロップ 2019は2019年に採取されたウードとココナッツの二つしか香料は使われていない、なんとも贅沢な香り。
この香りは世界限定250個の生産なのでこれを手にできた、もわし@umaopi0527さんはとってもラッキーな人かも!?

そして廃盤になってしまったNISHANEのPasion Chocoを手にした三光‏ @sankocho_hpさんもラッキーな人ですよー!!お問い合わせも多くいただいていて、私も大好きな香りだっただけに廃盤が残念です。内定式の帰りの出会い、きっと運命。いまは不安な日々が続くけど、きっと香りは寄り添ってくれるはずですよ。

引き続き、スタッフのブランド愛、香水『愛』紹介していきますね。

浦野でした。