Eight & Bobより新シリーズ「アニックコレクション」が10/28発売開始!!最愛の人に向けた香り6種がデビュー

こんにちはNOSE SHOPです。
貴族のアルバート・フーケが若かりしジョン・F・ケネディとの巡りあいによって生まれたブランド「Eight & Bob(エイトアンドボブ)」より新シリーズ「アニックコレクション」6種がNOSE SHOPに本格登場いたします。

NOSE SHOP 銀座にて先行登場していたアイテムたちがついに取扱全店にて発売開始です。

今作のテーマになったのは、貴族アルバートが最愛の人アニックと過ごした美しい庭園。創業者でフランス貴族のフーケが彼女に会う際などに贈っていたという香水たちです。

今回は詩的で美しい香りをそのストーリーとともにご紹介いたします。

  • Eight & Bob(エイト アンド ボブ)
  • ラインアップ 全6種
  • オードパルファム 30ml|9,900円、100ml|24,200円
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、銀座(8月29日より先行登場中)、大阪、オンライン
  • 発売日|2022年10月28日

戦火を超えて現代に蘇りし大統領と貴族の友情の香り
Eight & Bob

 

Eight and Bob

 

「8つの香水を私に、そしてもう一つを弟のボブに」という第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが若かりし頃、フランス貴族の友人に送った手紙がブランド名「Eight & Bob (エイトアンドボブ)」の由来。

1930年代、パリの貴族アルバート・フーケは、執事のフィリップと共に自分自身のために最高品質のフレグランスを自作していた。パリの社交界はその極上の香りの話題で持ちきりだったが、彼は断固としてそのレシピを公開したり、それを販売することをしなかったという。1937年の夏休みにコート・ダジュールで夏のバカンスを過ごしていた折に、アルバートはオープンカーでフランスを旅していたアメリカ人学生と出会い、意気投合することとなった。かのジョン・F・ケネディである。ケネディもアルバートの人柄と彼が身につけていた香りにすっかり魅了され、アメリカに帰国した後もその香りを忘れられず、冒頭の内容の手紙をアルバートに送ることとなった。アルバートはケネディが夏に着ていたシャツと同じ柄の箱を準備し、「Eight & Bob」とラベルを張って9本の香水をアメリカへと送った。

数カ月後、ケネディの紹介によってハリウッドの大物俳優や映画監督から香水の注文が殺到することとなり、「Eight & Bob」は一躍香水業界の話題を独占したのも束の間、1939年の自動車事故でアルバートは帰らぬ人となってしまった。すぐ第二次世界大戦が本格化し、アルバートの邸宅がナチスに接収された際には、本をくり抜いてそこに香水とレシピを隠すという、執事のフィリップの機転によって、この貴重な香水たちは戦火を免れることとなった。数十年の歳月を経て、フィリップが残した数々のレシピが彼の子孫によって発見され、3年以上の月日をかけてそれらの香りが復元・再生産されることとなった。

なお、アルバートは生前の1934年に、イタリア大使の招待によってチリに訪れ、アンデス山脈で特別な芳香植物を発見し、それを「アンドレア」と名付けている。アンドレアは、標高が高い場所にしか育たず、生産量が非常に少なく、12月から1月にかけてのわずかの期間しか収穫できない野生の植物である。採取された植物のうち、わずか7%しか最高の香水原料として認められない非常に厳しい選定プロセスが実施され、その収穫高をみて「Eight & Bob」の毎年のボトリング本数と各国への割り当て数が決定されている。

ラインアップ(全6種)

アニック1

アニック1

ウィーンのシェーンブルン宮殿がテーマ。陶酔感へと誘う、ピオニーの甘いバラ色のノート。官能的なマンダリンが花々の輪郭を艶やかに彩り、軽やかで土っぽく温かみのあるドリフトウッドの香りがしっとりと横たわる。

トップ|アイビーリーフ、マンダリン、ピオニー
ボディ|シクラメン、ジャスミン、スズラン
ベース|ドリフトウッド、ホワイトムスク

アニック2

アニック2

パリのリュクサンブール公園がテーマ。フルーティなフィグと繊細なヘーゼルナッツのシュガータッチ。甘く魅惑的でリッチでセクシーなイモーテル。重厚なフローラルノートが甘く無邪気な艷やかさのオーラを讃える。

トップ|フィグ、マンダリン、ヘーゼルナッツ
ボディ|イモーテル、チュベローズ、イランイラン
ベース|シダーウッド、サンダルウッド、バニラ 

アニック3

アニック3

フランスのジヴェルニーにあるモネの庭園がテーマ。スパイシーでウッディなフローラルノートは、1920年代初頭の狂乱の時代を彷彿とさせる。温かさと甘さが共存した、五感を魅了するクリーミーで繊細な香り。

トップ|ベルガモット、マンダリン、レッドベリー
ボディ|ガーデニア、ジャスミン、ホワイトローズ
ベース|メレンゲ、カシュメラン、サンダルウッド

アニック4

アニック4

パリのバガテル・バラ園がテーマ。頭上から降り注ぐバラの中を、一陣の涼しい風が吹けてゆく。ジューシーで魅力的な香りとつぼみのような軽くて複雑なフルーティーさとが混ざり合う、官能的な香りのメロディ。

トップ|ブラックカラントのつぼみ、ネクタリン
ボディ|ローズ、ジャスミン、イランイラン
ベース|パチョリ、カシュメラン、オークモス

アニック5

アニック5

ウィーンのブルクガルテン(王宮庭園)がテーマ。甘美なプラム、ほのかなバニラとキャラメルのタッチが、官能的なオリエンタルの中に思いがけない熱烈な痕跡を残す。温かく、エレガントでミステリアスな香り。

トップ|ベルガモット、スズラン、ラム
ボディ|ハニー、プラム、アンバー
ベース|バニラ、キャラメル、パチョリ

アニック6

アニック6

パリにあって、設立された時は熱帯植物を育てていた南米のフランス領ギアナ展示館がテーマ。多面性のある女性の奥行きを擬人化するために美しくブレンドされたエリクサー。濃厚で甘くスパイシーでいて、唯一無二。

トップ|花椒、ベルガモット、カーネーション
ボディ|ローズ(Abs)、シナモン(マダガスカル産)、アンバー
ベース|サンダルウッド、ラブダナム(インド産)、ベンゾイン

新シリーズ「アニックコレクション」とは?

新シリーズ「アニックコレクション」とは?

新シリーズ「アニックコレクション」は、ブランド創始者で調香師のフランス貴族アルバート・フーケが旅をした際に訪れた、ヨーロッパ各地の庭園からインスピレーションを得て創作されたもの。1936年の冬の夜に出会った、最愛の女性に向けて贈られた香りのシリーズです。

フーケは友人が主催する夕食会でハンガリー貴族の若き子女であるアニックと出会います。彼女の並外れた美しさと生来の優雅さ、そして魅力的な人柄にひと目で魅せられたフーケ。彼の見る世界は一夜にして一変します。2人の会話とダンスは寒い冬の夜の暖炉のように暖かく、フーケの記憶と心に彼女の痕跡を強く残すことになりました。

魔法のような夜は朝を迎え、フーケは彼女への恋心を抱いたまま日の出とともにパリに向けて出発しなければなりませんでしたが、その後2人はたくさんの手紙を通じて愛を育み、パリとウィーンの美しい場所で逢瀬を重ねることとなりました。

この「アニックコレクション」は、手紙に添えて、または直接会った際にフーケからアニックに贈られた香りの宝石。そして、香りで書いた愛の手紙です。これらの香りのインスピレーションの源は、アニックと逢瀬を重ねたパリとウィーンの美しい庭園。それらは世界有数の美しい景観と二人の思い出が詰まった場所でもありました。

今回はEight & Bobの新シリーズ「アニック」についてご紹介いたしました。華やかさのある香りはご自身でお使いになるのはもちろん、ギフトにもピッタリです。また、実はブランドのアイテムの「ニュイ ドゥ ムジェーブ」はアルバートとアニックの出会いの場である夕食会の会場になった、ムジェーブのスキー場での思い出から着想したもの。アニックシリーズとあわせて使っても素敵ですよね。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • Eight & Bob(エイト アンド ボブ)
  • ラインアップ 全6種
  • オードパルファム 30ml|9,900円、100ml|24,200円
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、銀座(8月29日より先行登場中)、大阪、オンライン
  • 発売日|2022年10月28日