クリエイティブとウェアラブルの融合を掲げる「Baruti(バルチ)」がついに本格上陸!。チャイラテのスチームミルクの泡まで表現した「チャイ」をはじめ、8種が登場。

こんにちは、NOSE SHOPです。
クリエイティブとウェアラブルの融合を掲げるオランダ発のブランド「Baruti(バルチ)」がNOSE SHOP 麻布台のオープンにあわせ本格上陸開始!

「サロン ド パルファン 2023 @ISETAN MEN'S」にて先行販売していた本ブランドがついに登場です。
※同じく先行販売していたブランドPierre Guillaume(ピエールギョーム)も同日、本格上陸いたします。詳細はこちら

異色の経歴をもつ調香師スピロス・ドロソプロスが手がける独創性溢れる唯一無二の香りが特徴のブランドです。

今回は、イノベーティブでありながらウェアラブル。独創的な表現力に満ち満ちた香りの世界をご紹介します。

  • Baruti(バルチ)
  • ラインアップ(全8種)
  • 50ml|19,800円(税込)
  • パフュームキット|6,600円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、麻布台、大阪、オンライン
  • 発売日|2023年11月24日
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:午後12頃予定

元ヒューマンバイオロジー博士!
異色の経歴を持つ調香師スピロス・ドロソプロス

創業者であり、調香師のスピロス・ドロソプロスはオランダのアムステルダム大学にて臨床心理学を専攻した後にドイツに渡り、ヒューマンバイオロジーの博士過程に進学した科学者。

その後、博士研究員としてオランダの大学に在籍中、研究の一環で受講した香水作りの入門クラスに衝撃を受け、研究の世界を離れ香水の世界に没入することを決意します。

その後、独学で調香を身に着け2012年に「Magnetic Scents」というブランドを立ち上げ、調香師としてデビュー。2015年にリブランディングして再スタートを図り「Baruti」へと改名、現在に至ります。

スピロスさんは現在、本ブランド以外にも様々な香りのプロジェクトに参画しており、世界中のラグジュアリーホテルなどの高級施設向けのルームフレグランスの開発プロジェクトに携わっているほか、パーソナライズされたフレグランスの開発に焦点を当てた新興企業で調香の仕事も手掛けるなど、その活躍は多岐に渡ります。

創造的でありながら、身にまといやすい革新的な香水たち

ブランド名の「Baruti」とはギリシャ語で「火薬」という意味を持つ言葉。そこには、反体制的でエッジの効いたものというニュアンスと、肌の上で爆発する香水という意味が込められています。

その香水は、チャイラテのスチームミルクの泡までこだわり抜いて表現したという作品「チャイ」に代表されるように、爆発的に革新的かつ創造的な香りでありながらも、ウェアラブル(身に着けやすい)というのが特徴です。

さらにブランドとして、環境への配慮から製品開発や流通においてカーボンフットプリントを最小化する取り組みを行っており、また絶滅危惧種の保護活動や、アムステルダムの植物園のスポンサーなども務めています。

ラインアップ(8種)

調香師が最も愛する飲み物
チャイ

チャイ
私の最も愛するこの飲み物との出会いは研究に勤しんだ博士課程の頃。香水の世界に転身後、スパイスに興味を持ち、この飲料を香水で再構築することを思い立つ。最も誇りに思うのはミルクの泡を見事に表現できたこと。

トップ|シナモン、クローブ、ジンジャー、カルダモン、ペッパー
ボディ|ブラックティー、スチームミルク、ココア、ローズ
ベース|バニラ、ムスク、レザー

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

メモ|
調香師として活躍を始めてしばらくしてからスパイス香水に関心を持ったことがこの香水の誕生のきっかけ。裏テーマは「男女問わずつけられるスパイス」。

「博士課程で在籍したベルリンで飲んだチャイをモチーフにしているため、本場のそれとはニュアンスが違うかもしれないが、それも面白さとして捉えて欲しい」とのこと。

暖炉のそばで過ごす居心地の良い夜
ベルリン イエム ウィンター

ベルリン イエム ウィンター
官能的でフルーティで、お酒のよう。暖炉のそばで過ごす居心地の良い夜。ウッド、プラム、カシスの葉、ウィスキーが絶妙に調和。ローストしたコーヒーのモダンなエッジとローズの微細なニュアンスに酔いしれる。

トップ|ラベンダー(グラース産)、マスティックオイル(キオス産)、アイリッシュコーヒー、カシス
ボディ|ローズ(グラース産)、アイリス、プラム
ベース|ミルラ、フランキンセンス(オマーン産)、NOOUD(ヌード)、アンバー、レザー

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

メモ|
博士課程を過ごしたドイツの日々が着想源。ベルリンは多様的な都市で、穏やかでありつつ産業的。落ち着きつつ賑やかな面も見せる。その対照的な印象をコントラストのある香料で表現した。

真実のウード
ヌード

ヌード
完璧なウードを求めて。私は市場に出回るプレミックスのウードを避け、素材としても香水単体としても美しく香るものを自分の手で生み出したかった。これまでのウードを否定する、真実のウード。それがヌード。

NOTE:非公開

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

メモ|
元々香水に使う香料として、混じり気のないウードの香料を目指して制作された作品。調香師のスピロスさんは「時間が経っても変化が少ない」という点がお気に入り。

香水制作の真の魔法
オンダー ド リンデ

オンダー ド リンデ
フェルメール作「牛乳を注ぐ女」の美と初夏のオランダの田舎の風景が香りのインスピレーション。ライラックとシナノキの花が主役。手に入らない花のエキスをアロマ分子で再現し、香水制作の真の魔法を紡いだ。

トップ|ペアー、ライラック
ボディ|リンデンブロッサム、ハニー、アイリスルート
ベース|バニラ、ベチバー、サンダルウッド、ムスク

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

ひとたび身にまとえば注目を集める
ペルベルソ

ペルベルソ
中心となるチョコレートとヘーゼルナッツの美味しいアコードと、キリッとしたタバコとセクシーなドライダウンのコントラストが特徴。ひとたび身にまとえば間違いなく注目を集めるロマンティックな香り。

トップ|ラム、ローストナッツ、ココアパウダー
ボディ|キャラメルファッジ、フィグ、タバコリーフ
ベース|スティラックス、ムスク、アンバーグリス

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

メモ|
Pervers Gutというドイツ語のスラングで「めちゃくちゃいい」というような意味。調香師のスピロスさんは、チョコレートがたっぷりと含まれた食べ物や飲み物を口にしたときに、この表現をよく使っているのだとか。タバコやラム、美味しいけれど体には良くない禁忌の果実をイメージした香水。

夢見がちで切ない
ティンダー

ティンダー
今は解散したデンマークのバンドUnder Byenの同名の曲から。ノスタルジックな雰囲気。少し夢見がちで切ない。肌寒いグリーンノートから始まり、次第に暖かくなる。バンドのメンバーもお気に入りの香り。

トップ|刈り取った草、小枝、湿った土
ボディ|バイオレット
ベース|ホワイトムスク、アンバーグリス、ヘリオトロープ、モス

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

メモ|
お気に入りのバンドの曲名から着想を得た香り。静かで穏やかな曲ながら、時折雷鳴も聞こえる緊張感もある曲。春の初めの肌寒い朝の緊張感から始まり、薄暗い空や朝露に濡れた草。それが昼になって暖かくなりジャケットを脱ぐようなイメージで作られた、変化のある香り。

偶然に産まれた掛け合わせ
ヴォヤンス

ヴォヤンス
ガイアックウッドを中心とした超マスキュリンなウッディ・ムスキーな香りと、超フェミニンなチュベローズの香り。ある日偶然に産まれたこの革新的な掛け合わせは、元からそうであったかのような不思議な調和を見せた。

トップ|チュベローズ
ボディ|ガイアックウッド
ベース|ベチバー、サンダルウッド、ムスク

パフューマー|スピロス・ドロソプロス

メモ|
この作品までは「こういう香りが作りたい」というインスピレーションが先行した作品が多かったが、本作は「AとBを混ぜたらどうなるか」という好奇心の結果生まれたもので、3部構成の香り。チュベローズとガイアックウッド、サンダルウッドの香りをムスクが結びつけている。

ミニサイズでブランドを冒険!
ミニディスカバリーセット

ミニディスカバリーセット
クリエイティブとウェアラブルの融合を掲げるユニークなブランド「Baruti」の主要な7作品が詰まったディスカバリーキット。肌の上で爆発する、挑戦的で革新的な香水をご自身の肌の上で目撃してください。

ラインアップ|チャイ、ベルリン イエム ウィンター、ヌード、、オンダー ド リンデ、ペルベルソ、ティンダー、ヴォヤンス

クリエイティブとウェアラブルの融合
Baruti

オランダ生まれギリシャ育ちのスピロス・ドロソプロスによって2015年にオランダで設立されたニッチフレグランスブランド。

スピロスはオランダのアムステルダム大学にて臨床心理学を専攻した後にドイツに渡り、ヒューマンバイオロジーの博士過程に進学。博士研究員としてオランダに戻った際に、大学内の研究の一環で受講した香水作りの入門クラスに衝撃を受け、研究の世界を離れ香水の世界に没入することを決意した。

独学で調香を身に着けて2012年にMagnetic Scentsというブランド名で調香師デビューを果たし、2015年にBaruti(バルチ)と改名し、リブランディングして再スタートを図った。Baruti(バルチ)とはギリシャ語で「火薬」という意味で、反体制的でエッジのあるものというニュアンスもあり、ブランド名には肌の上で爆発する香水という意図も込められている。

爆発的に革新的で創造的な香りでありながらも、ちゃんとウェアラブル(身に着けやすい)というのがこのブランドの大きな特徴。

また、ブランドとして、環境への配慮から製品開発や流通においてカーボンフットプリントを最小化する取り組みを行っており、また絶滅危惧種の保護活動や、アムステルダムの植物園のスポンサーなども務めている。

おわりに

今回はついに日本への本格上陸を果たすブランドBarutiをご紹介しました。

スパイスとティーのホッとする組み合わせのチャイはこれからの季節にぴったりです。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • Baruti(バルチ)
  • ラインアップ(全8種)
  • 50ml|19,800円(税込)
  • パフュームキット|6,600円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、麻布台、大阪、オンライン
  • 発売日|2023年11月24日
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:午後12頃予定