Zoologistより5/24から新作が登場!ふわふわ跳ねるウサギを表現した柔らかな甘さの「ラビット」がデビュー

こんにちは、NOSE SHOPです。
カナダ発、動物から着想を得て香水作りを行うブランド、Zoologistより新作が登場!

気になる新たな仲間は、その愛くるしい姿から多くのキャラクターのモチーフにもなっている「ラビット(ウサギ)」。

調香を担当したのは、注目の若手調香師ファニー・バル。彼女は巨匠ドミニク・ロピオンのもとで学んでおり、彼に「偉大な調香師になるための最高の資質をすべて備えている」と言わしめています。

今回はそんな調香師が制作したウサギの香りをご紹介します。

  • Zoologist(ズーロジスト)
  • ラインアップ(全1種)
  • エキストレドパルファム|60ml 44,000円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、渋谷、池袋、麻布台、名古屋、大阪、福岡、オンライン
  • 発売日|2024年5月24日
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定
  • ※なお、色の着いたボトルは初回生産限定盤となり、在庫が無くなり次第終了となります。

ラインアップ(1種)

花で毛を包む夢の沈殿物
ラビット|ウサギ

ラビット|ウサギ

夜の空気はクローバーと干し草の香りで満ち、草と土が暗闇の中でそよ風に舞う。ウサギは草原に迷い込み、スミレを嗅ぐ。飛び跳ねる影は綿のしっぽ。夜は柔らかく、ジャスミンのように甘い。花で毛を包む夢の沈殿物。

トップ|グリーンベジタブルリーフアコード、シナモン、ベルガモット、アップル
ボディ|クローバーフラワーアコード、キャロット、ジャスミン(Abs)、バイオレット
ベース|パチョリ、ムスク、ヘイ、ホワイト アーモンド、バニラ、ビスケットアコード

ジュアンヌ・ダブロウのソネットとのコラボレーション

今作「Rabbit」は女性詩人ジュアンヌ・ダブロウとコラボレーションしており、彼女の制作したソネット(14行から成るヨーロッパの定型詩)がつけられています。

“Tonight, the air is green with clover, hay,

and little clumps of grasses on the breeze,

unsettled dirt, the dusty mysteries

of rabbits tunnelling the dark. They stray

into the meadow, sniff the wind—bouquet

of violets. They hop in twos and threes,

their shadows cotton-tailed. Or else they freeze

when something feathered screeches far away.

They stand like tufted stones. But now the night

goes soft and jasmine-sweet again. A scent

of petals presses to their fur. There’s fruit

to eat. There is the skittering delight

of digging into earth, the sediment

of dreams perfumed with carrot-top and root.”


「今夜、空気はクローバーや干し草、そよ風に吹かれる小さな草の塊、不穏な土、暗闇を這うウサギの埃っぽい神秘で緑色だ。

ウサギは草原に迷い込み、スミレの花束の匂いを嗅ぐ。

二羽、三羽と飛び跳ね、その影は綿のしっぽのようだ。

あるいは、羽の生えた何かが遠くで悲鳴を上げると凍りつく。

彼らは房状の石のように立っている。しかし今、夜はまた柔らかく、ジャスミンのように甘くなる。

花びらの香りが彼らの毛皮をつつむ。

食べる果物がある。

土を掘るスキッターのような喜びがあり、ニンジントップと根で香りをつけた夢の沈殿物がある。」

まるで夢の中にいるかのような神秘的な雰囲気のあるソネットです。
ウサギたちのいる幻想的な夜に浸りながら、香りを楽しんでいただけたらと思います。

冷静な観察眼に支えられて具現化された動物たちへの畏敬の念
Zoologist

「ズーロジスト=動物学者」の名が示すとおり、動物たちの独自の特徴を香りで表現することがコンセプト。動物という存在への尽きることのない探究心という衝動が生み出す香りは、非日常的で、美しく、面白く、時に衝撃的でさえある。それらの香りは、動物の生息地、行動、外見やその動物が持つ独特の匂いなどの固有の特徴だけでなく、観察者である人間との類似点や相違点という視点からも色濃い影響が見て取れる。動物たちの生態は私たちにインスピレーションを与え、人間のもつ根源的な本能とも共鳴する。人間にとっての「絶対的な他者」として存在する動物は、探求と敬愛の対象である。

動物を傷つけたくないとの倫理的理由から、天然の動物由来の香料の代わりに合成香料が使われていて、すべての香水には何らかの(合成)動物性香料が含まれている。これら革新的な香りは、一流の調香師たちとのコラボレーションによるもので、日本からは調香師の稲葉智夫氏が2種の香り(モスとナイチンゲール)を担当している。香港出身で香水のコレクターであったヴィクター・ウォンが2013年に立ち上げた、トロント発祥のカナダのパフュ―マリー。

おわりに

今回はZoologistの新作についてご紹介いたしました。

コラボレーションしているソネットに詠まれているような、幻想的な夜、ウサギたちのふわふわのしっぽ、人参を見つけたときの幸福感が表現された甘くキュートな香り。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • Zoologist(ズーロジスト)
  • ラインアップ(全1種)
  • エキストレドパルファム|60ml 44,000円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、渋谷、池袋、麻布台、名古屋、大阪、福岡、オンライン
  • 発売日|2024年5月24日
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定
  • ※なお、色の着いたボトルは初回生産限定盤となり、在庫が無くなり次第終了となります。