Maison Violet、Cloon Keenの2ブランドより12/22〜新作が登場!スパイスの効いた2種がデビュー

こんにちは、NOSE SHOPです。
「Maison Violet(メゾン ヴィオレ)」、「Cloon Keen(クルーン キーン)」よりそれぞれ新作が登場!

Maison Violetからは限定生産のCYCLEコレクションから待望の第二作。Cloon Keenからは伝説上の馬から着想を得た、貴重なベトナム産のウードを贅沢に使用した香水がデビューになります。

今回は2023年最後のリリースとなる2つの香りについてその魅力とともにご紹介します。

  • Maison Violet(メゾン ヴィオレ)
  • ラインアップ(全1種)
  • オードパルファム|100ml 19,800円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 有楽町、銀座、麻布台、大阪、オンライン
  • 発売日|2023年12月22日(金)
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定
  • Cloon Keen(クルーン キーン)
  • ラインアップ(全1種)
  • オードパルファム|75ml 33,000円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 有楽町、麻布台、大阪、オンライン
  • 発売日|2023年12月22日(金)
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定

Maison Violet(全1種)

恐ろしい未来からの招待状
シクル ゼロゼロドゥ

Maison Violet|シクル ゼロゼロドゥ

CYCLE 002は恐ろしい未来からの招待状。自然の灼熱、砂漠の迫力を想起させる作品。シンプルながら力強いメッセージ。この荒涼とした砂漠の香りを永遠の幻想とするために、我々人類は全力を尽くそう。

トップ|ベルガモット、マンダリン、レモン、ビターオレンジ
ボディ|ブラックペッパー、エレミ、チリ、クローブ、クミン
ベース|シダー、ガイアックウッド、ラブダナム、ペルーバルサム、インセンス

商品の詳細ページはこちら

過去と未来の架け橋
Maison Violet

1827年にフランソワ・エチエンヌ・ヴィオレ氏によって創業されたヴィオレは、高級香水や香水石鹸などを手掛け、数々の国際的な賞を受賞し、スペイン女王やフランス皇后からの寵愛を受けるまでになる。事業を拡大路線にのせたヴィオレは、世界恐慌や二度の世界大戦など、時代の荒波に翻弄されついに1953年にその栄光の歴史に幕を閉じることになった。

2017年、ヴィオレ創業から190年の時を経て、調香学校を卒業したばかりの若手調香師の3人アントニー・トゥールモンド、ポール・リシャルド、ヴィクトリアン・シロの手によって、「メゾン ヴィオレ」として復活を遂げた。大手香料会社のサポートのもと一流調香師とともに当時のヴィンテージボトルから香気成分を解析したり、歴史家と当時のリサーチを重ねたりと研究を続け、ついにはヴィオレの名香を復興させることに成功する。

当時のクラシカルな香りを単に再現するのではなく、現代的に昇華させた彼らの取り組みは、単なる懐古主義ではなく新古典主義とでも呼ぶべきもの。加速し続ける現代社会の中で、彼らはあえて立ち止まり過去を振り返り、そこにインスピレーションの源を探すことを推奨する。自身が手掛ける香水たちが、過去と未来の架け橋になると信じている。

Cloon Keen(全1種)

調香師が夢見る馬の鼓動
アンヴァル

Cloon Keen|アンヴァル(海も陸も駆ける馬)

調香師が夢見る馬の鼓動と蹄の音。野生のたてがみが春の風を切って野原を駆け抜ける。ゼラニウムとサフランが、魅惑的なウードとレザーの香りを運び、タイムの紫色のマントが、官能的なハートに独自のリズムを刻む。

トップ|サフラン、ホワイトタイム(フランス産)
ボディ|ローズゼラニウムオイル(エジプト産)、プラム、パチョリオイル(インドネシア産)
ベース|アガーウッドオイル(ベトナム産)、レザーアコード、シャムベンゾインレジノイド(ラオス産)、インセンスエキストラクト(ソマリア産)、オークモス(マケドニア産、Abs)、ナガルモタオイル(インド産)

商品の詳細ページはこちら

心にある特別な風景を描き出す香り
Cloon Keen

中世の雰囲気を色濃く残すアイルランド・ゴールウェイで2002年、映画業界に長年従事してきたマーガレットとジュリアン夫婦によって「クルーン キーン」は誕生した。ブランド名である「クルーン キーン」とは、アイルランドで古来より話されているゲール語で「壮麗な草地」を意味する。その風景は誰しもが一度は目にしたことがある、世界中どこでも見られる風景。現実のどの場所でもないけれど、人々の心の中に確かにある特別な場所。そんな誰しもが心の中に持っている心象風景を映画のセットよりもリアルに表現できるのが香りの力であると信じ、夫婦は映画の撮影で2人が出会った場所でもあり、マーガレットの両親の出身地であるアイルランド・ゴールウェイでフレグランスメゾンを創設した。

アイルランド神話は現代のすべてのファンタジー物語の元となったとも言われているように、この地には古くから言い伝えられている壮大な神話がある。そんな神話の国で生まれる香りには、どこか不思議な力が宿っていて、心を瞬時にほぐし、信じたいものを信じていたあの頃へと帰してくれるかのよう。

夫婦は、人々の中にある大切な心の風景を再現する魔法のポーションをつくるべく、世界中から最高級の素材をサステナブルな方法で入手し、ゴールウェイという唯一無二の歴史と文化を持つ場所でクリエーションを続けている。生産ロットはすべて50個としており、天然香料をふんだんに使用しているため、生産ロットによる香りの微小な変化さえも作品の味わいのひとつとして楽しむことができる。

創業から20年、数々の国際的な賞も受賞し、英王室や各国の宰相にも愛されるフレグランスブランドへと成長している。

それぞれの注目ポイントは?

Maison Violetから登場した「シクル ゼロゼロドゥ」は、2021年10月のクラウドファンディングによって生まれた「シクル ゼロゼロアン」を含むシクルシリーズの第二作。前作に引き続き、完全生産限定のアイテム。今回は全世界で2,000本のみ流通しています。

今回の特徴的なボトルアートは、リヨンを拠点とするサインペン「ポスカ」を使用したアーティストBlegとのコラボレーション。今回このアートを通じて描いたのは「無限の未来」。

Maison Violetは、2023年を想像の年とし、発明し、形作り、創り出す想像力を尊重する年にしたそう。その意志を引き継いだシクルゼロゼロドゥで、Blegは想像力からボトルに迷路を描き、そこに「何も不可能ではない未来」という思いを込めました。

Cloon Keenの「アンヴァル」はブランドを拠点とするアイルランドに伝わるケルト神話の伝説上の馬「アンヴァル」から着想を得て香りを生み出しました。「アンヴァル」は太陽神「ルー」の馬とされ、海も陸も平気で駆けることができるなど数々の言い伝えのある魔法の馬です。

この香りに使われているのは数々のスパイス、ローズゼラニウムにウードの組み合わせ。ベトナム産のウードやフランス産のホワイトタイムなど世界中の天然香料をふんだんに使用したラグジュアリーな香りに仕上がっています。

おわりに

今回は2種類の新作についてご紹介しました。これから控える冬の寒い時期はもちろん湿気の多い夏場でもサラリとまとえるスパイスを基調とした2本は、香りのワードローブに加えておくと何かと出番の増える予感。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • Maison Violet(メゾン ヴィオレ)
  • ラインアップ(全1種)
  • オードパルファム|100ml 19,800円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 有楽町、銀座、麻布台、大阪、オンライン
  • 発売日|2023年12月22日(金)
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定
  • Cloon Keen(クルーン キーン)
  • ラインアップ(全1種)
  • オードパルファム|75ml 33,000円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 有楽町、麻布台、大阪、オンライン
  • 発売日|2023年12月22日(金)
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定