嗅覚の記憶、感情を香りにするブランド「Meo Fusciuni(メオ フシューニ)」が2023年8月22日、日本本格上陸!

こんにちは、NOSE SHOPです。
大学でハーブを学んだ化学者であり、空間演出アーティスト、そして調香師でもあるジュゼッペ・インプレッツァビレにより創設されたブランド「Meo Fusciuni(メオ フシューニ)」が8月22日に日本本格上陸です。

彼が世界中を旅する中で出会った人々や自然との記憶の物語を創作の源泉としており、最高の素材に、独創的な感性と化学的な知性を活かした香りを生み出しています。

調香中は音楽を聴きながら取り組み、その記憶も含めて創作の一部とする一風変わった制作スタイルも特徴的です。

今回はそんな新ブランドMeo Fusciuniの魅力をご紹介いたします。

  • Meo Fusciuni(メオ フシューニ)
  • ラインアップ(全6種)
  • オードパルファム 100ml 26,400円
  • パルファム 100ml 28,600円〜
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、オンライン
  • 発売日 |2023年8月22日(火)

遊牧民、化学者、アーティスト、調香師。多才な顔を持つ創業者 ジュゼッペ・インプレッツァビレ

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ブランドオーナーであり、調香師のジュゼッペ・インプレッツァビレは、パルマ大学でハーブを学び、薬草学の学位を取得した化学者。シチリア島で遊牧民の血を引く家系に生まれた彼は、その多彩な才能で分野を超えて活躍し続けてきました。

自然と親密な関係性にあるアンビエントミュージック(環境音楽)に魅せられ自身でグループを設立したほか、大学院在籍中には劇団に属して演劇を研究。彼はこの演劇活動の中で人生の真の師との出会いを果たし、その後の香水作りに大きな影響を与えるものとなりました。

大学卒業後には、モロッコ・トルコ・中東など世界中を旅しながら、特にハーブとスパイスの知識を深めます。その後空間演出のアーティストとして名を馳せた後に、香水の調香を独学で学び当ブランドを設立しました。

ブランド名かつ、彼の調香師としての別名でもある「Meo Fusciuni」は、父親の名前「バルトメオ」の短縮系と、祖父のニックネームである「フシューニ」から名付けられています。

嗅覚の記憶を香水に昇華したユニークな香水たち

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自らを「香りの記憶を香水に変える研究者」であるとし、自身が経験した旅や鑑賞した芸術、詩を嗅覚記憶とし、そこに科学者として培った知識と自身の独創的な感性を融合させ、最高の素材を駆使してその記憶の香りを香水で表現しています。

そこで生まれた香水は旅の記憶を香りに書き留めたシリーズ「ノッタ ディビアーチョ|トラベルノート」をはじめとした個性豊かな作品たちに現れています。

ラインアップ(6種)

嗅覚のメタモルフォーゼ
No.1 ノッタ ディビアーチョ

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No.1 ノッタ ディビアーチョ|トラベルノート No.1

時代を超越したエレガンス、謎めいた夢のような世界。トルコの首都イスタンブールのグランドバザールの混沌とした賑わい。古くから続くスパイス市場から貴重な織物が放つ香りへと続く嗅覚のメタモルフォーゼ。

NOTE|ゼラニウム、インセンス、ブラックペッパー、ローズウッド、ベチバー、パチョリ、ジャスミン、サンダルウッド、グレープフルーツ、ベンゾイン、ベルガモット、イランイラン

パフューマー|メオ フシューニ

メモ|
イスタンブールの神秘と魅力を繊細に閉じ込めた香水。グランドバザールの独特な混沌や古代市場で漂うスパイスの香りとともに、調香師が紡ぎ出す嗅覚の記憶。東洋のエッセンスとしてのブラックペッパー、ベルガモット、グレープフルーツが心地よく香る。制作において、イスラム教の音楽からの触発を受けており、その結果、経験と情熱が融合した、時代を超越するエレガンスを持つ香りとなった。

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人生の魅惑、旅の喜び
No.2 ノッタ ディビアーチョ

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No.2 ノッタ ディビアーチョ|トラベルノート No.2

出会いとは、人生の魅惑、旅の喜び、他者を知ることの美しさ。アフリカ大陸の北部の国モロッコへの旅。喜びへの賛歌、旅の幸福と出会いの美しさへの賛歌。モロッコを旅する人たちの日常、ミントティーへの憧憬。

NOTE|ドワーフミント(モロッコ産)、ユーカリ、バーベナ、レモングラス、アオモジ、レモン、カモミール(モロッコ産)、タバコ、サンダルウッド

パフューマー|メオ フシューニ

メモ|
モロッコへの旅と出会いの美しさを香りで表現した香水で、モロッコの日常的なジェスチャーであるミントティーの感覚を再現したいとの願いが込められている。この香水はモロッコ産のドワーフミントを始めとし、モロッコカモミール、レモングラス、ヴァーベナの香りが織り成されている。エッサウィラの海岸のグアナ音楽や、メディナの路地のユーカリの香り、さらにはマラケシュの広場での夕日のような温かさを持つサンダルウッドの香りが組み込まれている。制作は、モロッコのエッサウィラのグアナ音楽のアルバムを聞きながら進められた。

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永遠は記憶、永遠は子供時代の香り
No.3 ノッタ ディビアーチョ

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No.3 ノッタ ディビアーチョ|トラベルノート No.3

永遠は記憶、永遠は子供時代の香り。私の土地、私のルーツ、私の青春、シチリアへの愛。それは永遠の島。愛する母父と祖母へ捧げる。祖母の花園にあったイチジクの木陰で囲んだテーブル。私の人生の最も親密な章。

NOTE|フィグ、ジャスミン、イランイラン、インセンス、シダー、サンダルウッド、ニガヨモギ、ベンゾイン、ベルガモット

パフューマー|メオ フシューニ

メモ|
本作はシチリアへの愛を捧げる香りとして、作者の過去を呼び覚ます。子供時代のイチジクの木の下での時間がそのミルキーなトップノートで表現され、アルテミシアとベルガモットの織りなす苦味、中心に広がるジャスミンとイランイランのフローラルブーケ、そして帰宅の際のインセンスの香り、ベンゾインの甘さとウッディなシダー、サンダルウッドのノートが、夏の思い出と共に心を包む。この香りは、イタリアのアーティスト「フランコ・バッティアート」の音楽とともに制作され、人生の親密な章を紡いでいる。

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詩のサイクル。完全なる均衡
ルーチェ

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ルーチェ|ルーチェ

詩のサイクル。完全なる均衡。建築家ルイス・カーンによる建築の完璧な調和。静寂と光の出会い。自然の背景となる建築体。自然と人間、光と静寂の間のバランスを創造したいという願望から生まれた魂の嗅覚的建築。

NOTE|ファーバルサム、タバコ、バニラ、バーチ、レザー、サンダルウッド、ベンゾイン、パチョリ、アンバー、シダー、ムスク

パフューマー|メオ フシューニ

メモ|
「ルーチェ」は静寂と光の完璧な調和からインスピレーションを得て、20世紀の著名な建築家、ルイス・カーンの建築や京都の岩を使用した庭園に感銘を受けて生まれた。本作は人間の静かな存在や夜明けの植物の歌を感じさせる。香りの中心は光と静寂のバランスで、サンダルウッド、パチョリ、タバコが魂を温め、アンバーとムスクがシダーのノートを強調し、バニラやベンゾイン、レザーが想像上の庭の旅を完成させる。イタリアのバンド「Nenia」のアルバム「Hospes」を聞きながら制作された。

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メタモルフォーゼのサイクル
リトルソング

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リトルソング|リトルソング

メタモルフォーゼのサイクル。静寂と香りの中で音になる歌。人生を容赦なく通り過ぎていく時間の変容。毎日の儀式。子守唄のように幾度も歌い続ける。人生や過去との深いつながり。心を揺さぶり、魂の底に届く香水。

NOTE|コーヒー、ローズ、タバコ

パフューマー|メオ フシューニ

メモ|
「リトルソング」は、静寂と魂の静けさ、流れる時間と人生の変容をテーマにした香りで、その中に孤独や過去の記憶に触れる深さが込められている。コーヒーの濃厚さや手の中に宿るバラの香りが深遠な日常の一瞬一瞬を繊細に伝える。オーストラリアのロックバンド「ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ」の二つのアルバム「Murder Ballads」と「Skeleton Tree」を聞きながら進められた。

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スローなモノクロ映画のような人生
アンコードゥトン

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アンコードゥトン|残された時間

時が止まればいいのに。これは愛の捧げもの。一杯の紅茶に落ちた花。時を超えた二人の愛。スローなモノクロ映画のような人生にある特別な瞬間。願う。その瞬間を生き切り味わう時間が私とあなたに残されていることを。

NOTE|ベルガモット、マンダリン、オスマンサス、マテ茶、シャンパカ、マグノリア、サンダルウッド、ベンゾイン

パフューマー|メオ フシューニ

メモ|
「アンコードゥトン」は時を超える愛の表現で、紅茶に浮かぶキンモクセイの花をイメージしている。ラオスの旅を通じ、ルアンパバーンの歴史的な建物のテラスでの貴重な瞬間からインスピレーションを受けた。香りのスタートはベルガモットとマンダリンで、次第にラオス産のベンゾインやサンダルウッドへと移行する。キンモクセイの香りは三段階に変化し、アプリコットから草のようなグリーンさ、最後にレザーのような香りへと変わる。インスピレーションには日本の煎茶も取り入れられており、アルゼンチンのチェロ奏者「セバスティアン・プレイノ」の音楽を聴きながら制作された。

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香水を通して語る旅の記憶

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Meo Fusciuniは、創業者であるジュゼッペ・インプレッツァビレ(別名:メオ・フシューニ)と、そのパートナーであるフェデリカ・カステッラーニによる嗅覚研究プロジェクトです。

旅や思考、感情を伝える芸術的な香水というビジョンを掲げ、2010年に設立されました。調香からボトル詰めまでをジュゼッペが、ボトルデザインなどブランドのディレクションをパートナーであるフェデリカが担当しています。

香水創りを「自分自身を探し求め、その体験の感動を語り、そしていつかその香水を選んでくれる人たちと分かち合うようなものだ。」と語る彼は、各地を旅をする中で得られたストーリーを香りで表現しています。

「私たちのストーリーは、香水を通して人生と世界の見方を語る。」とも話しており、Meo Fusciuniというブランドには、人生の旅と経験を語り、人々の心に届けたいとの願いが込められています。

嗅覚記憶の具現化の道
Meo Fusciuni

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2010年に北イタリアの都市サルソマッジョーレ・テルメにて、パルマ大学でハーブを学んだ化学者ジュゼッペ・インプレッツァビレによって設立されたニッチフレグランスブランド。シチリア島で遊牧民の血を引く家系に生まれ、大学卒業後、モロッコ・トルコ・中東など世界各地を旅しながら植物、特にハーブとスパイスの知識を高め、空間演出のアーティストとして名を馳せた後に、香水の調香を独学で学び当ブランドを設立。

香りの記憶を香水に変える研究者であると自らを定義し、旅行・詩・自然・音楽・芸術を通して得られた人生の糧を嗅覚記憶として、最高の素材に、独創的な感性と化学的な知性を重ねて香りで表現することを目指している。刺激的でユニークでもありながらもシンプルでもあり、どこかに侘び寂びを感じさせるような独特な表現が世界中で高い評価を受けるに至っている。

おわりに

創業者の旅の記憶から香り作りを行うMeo Fusciuni。ユニークな香りのバックストーリー、そして作品ごとに添えられた詩など、豊かな香りと言葉で表現された各アイテムの魅力をぜひご堪能ください。

  • Meo Fusciuni(メオ フシューニ)
  • ラインアップ(全6種)
  • オードパルファム 100ml 26,400円
  • パルファム 100ml 28,600円〜
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、オンライン
  • 発売日 |2023年8月22日(火)