2025年 6月 26日

27 87から“心配ないさ”と囁く新作「ハクナマタタ」が6月27日に登場！

こんにちは、NOSE SHOPです。
現代的で等身大の香りづくりを掲げるバルセロナ発のニッチフレグランスブランド「27 87（トゥエンティセブンエイティセブン）」から、自由奔放な最新作「ハクナマタタ」が6月27日（金）に登場。

スワヒリ語で、「気楽にいこう」「心配いらないよ」という意味のタイトルのとおり、肩の力をそっと抜き、今この瞬間を楽しむ軽やかなマインドを呼び覚ますような香りです。

メインに使われたのは、バナナ。そこにハチミツの意外性ある甘さをジャスミンとバニラがふわりと包み込み、陽気でトロピカルなフルーティアンバーが肌の上で朗らかに弾けます。

本マガジンでは、作品に込められた創業者の想いとともに、その魅力を詳しくご紹介します。

27 87（トゥエンティセブンエイティセブン）
ラインアップ（全1種）
オードパルファム｜27ml 18,700円、87ml 36,300円（税込）
取扱店舗｜NOSE SHOP 新宿、麻布台、有楽町、福岡、オンライン
発売日｜2025年6月27日(金)
発売時刻｜店頭：各店の開店時刻に準ずる／オンライン：正午頃予定

ラインアップ（1種）

心配ないさ、と香りが囁く
ハクナマタタ

ハクナマタタ

陽気に、トロピカルに、そして型破りに。バナナとハチミツのユニークな甘さがジャスミンやバニラと溶け合い、自由奔放なフルーティアンバーに昇華する。委ねることで育まれるしなやかさ。心配ないさ、と香りが囁く。

トップ｜ベルガモット、グリーンバナナピールアコード、エニシダ
ボディ｜熟したバナナ、ジャスミン、オレンジフラワー
ベース｜ハニー、ラブダナム

メモ｜
ハクナマタタは、ただのフレグランスではありません。それはひとつの哲学であり、今この瞬間を抱きしめ、自然の美しさを称え、遊び心あふれる生き方を楽しむための招待状です。

鮮やかな楽園に陽が沈み、ジャングルの床に長い影を落とすそのとき──この香りは私たちにそっと囁きます。どんな混沌の中にも、喜びや驚き、そして生きることのささやかな悦びはいつだってあるのだと。

このユニークな香りの中心にあるのは、現代の香水ではめったに見られないバナナの香調。ハチミツの甘くあたたかな余韻、ムスクの官能性、ジャスミンとほのかなバニラが重なり合い、自信と朗らかさが共存する存在感を香りとして刻みます。

ハクナマタタは、どこかで「まあ、なるようになる」と人生を受け入れ、いま・ここにある力強さを思い出させてくれる香りです。

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ハクナマタタ：なぜ“今”、なぜ“ここ”なのか？

「ハクナマタタ」──この言葉を、あなたもどこかで耳にしたことがあるはず。スワヒリ語で、「気楽にいこう」「心配いらないよ」という意味を持ちます。

ストレスや不確実さに満ちたこの時代にあって、この言葉は、肩の力を抜き、小さな幸せに目を向けようと優しく語りかけます。旅人、冒険者、マインドフルネスを求める人々、そして心の静けさを求めるすべての人たちの間で、この言葉は広く共有されてきました。

それは、社会の期待に縛られず、自分らしく生きることを選ぶ人たちのためのマントラ（心のお守り）となっているのです。

委ねることで育まれる強さ

ハクナマタタは、大胆かつ鮮やかな香りでありながら、既存のルールをやさしく覆します。遊び心に満ち、気ままで、予測できないものや不確かなものすら楽しむ姿勢を讃える香りです。

「世界の現状は、ときに心が押しつぶされそうになるほど複雑です」と語るのは、27 87の創設者でありクリエイティブ・ディレクターのロミー・コワレフスキー。

「その反動として、私は本能的に、シンプルで、荷を下ろしたような、純粋な喜びのある生き方に惹かれるようになりました。楽観性や、心のしなやかさを保つことは、今この時代においてこれまで以上に大切だと感じています。この香りは、そんな在り方をそっと支えてくれる存在なんです。」

今この瞬間に勝る香りはない
27 87

27 87（トゥエンティーセブンエイティーセブン）は、2016年にドイツ生まれのロミー・コワレフスキーによってバルセロナで設立されたニッチフレグランスブランドだ。1987年生まれのロミーは、現代的で等身大の香水を作ることを目指し、27歳で起業を決意した。「27 87」というユニークなブランド名はそこに由来する。

このブランドの特徴は、「今、ここ」に焦点を当てた進歩的な香水作りだ。世界の革新的な調香師とコラボレーションし、4つのラインで10種類の香りを展開している。各香りは異なる心の状態を反映しており、NOW、WILD、GO、CALMなどのテーマがある。27 87は量より質を重視し、市場の期待ではなく自身の価値観に基づいて運営されている。香水はすべてバルセロナで調合・瓶詰めされ、持続可能性を重視している。ボトルは27mlと87mlの2サイズで展開されている。

社会的責任も重視し、環境への配慮や倫理的なビジネス実践を行っている。「現在時制」の考え方を採用し、伝統的な技術と新しいアイデアを融合させている。若い世代の心を掴むモダンなアプローチで、著名なスポーツ選手や多くのセレブからも支持を得ている。27 87は、個性を際立たせる探究心あふれる香水を提供し、21世紀の香水の再解釈に挑戦している。

おわりに

今回は、27 87から登場する新作「ハクナマタタ」をご紹介しました。

バナナとハチミツが描く陽気で開放感のある本作は、南国の世界を文字通り再現するのではなく、もっと根源的な「肩の力を抜いて生きる姿勢」や「その心持ちを日常に取り込む勇気」を香りとして表現した意欲作。

ちなみにパッケージデザインは、アフリカの夕暮れを抽象的に表現したものだそうで、いつもとは違う仕上がりになりました。レミーさん曰く、「ひとつに絞りきれなかったので」とこのことで、複数のパッケージデザインが用意されており、これもまた「ハクナマタタ」ということなんだそう。パッケージを手に取る瞬間から、世界観を楽しむことができる粋な試みです。

ぜひこの気楽な香りの世界を存分に楽しんでみてくださいね。