Goldfield & Banksの新作が5月23日デビュー!人気作の系譜を継ぐ、花咲く波間をイメージした最新作。

こんにちは、NOSE SHOPです。
オーストラリア発にして唯一の独立系フレグランスブランド、Goldfield & Banks(ゴールドフィールド アンド バンクス)から、新作「パシフィック ロック フラワー」が2025年5月23日(金)に登場します。

太陽と海に育まれた野生の花々が、塩気を含んだ潮風にそっと香り立つ。オーストラリア南岸の豊かな自然と、波間に咲く花の記憶を閉じ込めた、ジェンダーニュートラルなアクアティック・フローラルの香りです。

本マガジンでは、「パシフィック ロック モス」の系譜を継ぐこの新作の魅力を、香りの構成や背景とともにご紹介します。

  • Goldfield & Banks(ゴールドフィールド アンド バンクス)
  • ラインアップ(全1種)
  • オードパルファム|10ml 6,600円(税込)、100ml 28,600円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、渋谷、池袋、麻布台、有楽町、銀座、横浜、名古屋、大阪、神戸、札幌、ONE FUKUOKA、福岡、オンライン
  • 発売日|2025年5月23日(金)
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定

ラインアップ(1種)

太陽と海に祝福されたアクアティック新章
パシフィック ロック フラワー

パシフィック ロック フラワー

海の泡に触れた花々が潮風とともに香り立つ。イタリア産レモンとユーカリが弾けティーツリーの大地の甘さが溶け込む。コーラルフラワーとココワックスの柔らかさが重なる、太陽と海に祝福されたアクアティック新章。

トップ| レモン、ユーカリ、ティーツリー(オーストラリア沿岸部)、シーソルト
ボディ|ココワックス、コーラルフラワー、ミモザ、チュベローズ
ベース|モス、シダーウッド、パチョリ、サンダルウッド(オーストラリア産)

メモ
今作はGoldfield & Banksのブランドベストセラー「パシフィック ロック モス」の系譜を受け継ぐ、ジェンダーレスな新作。あのマリンノートの名香の新たな進化です。

この香りの主役は、オーストラリア原生の植物 コースタル・ティーツリー。

春から夏にかけて花を咲かせ、オーストラリア東海岸沿いの岬や砂丘に自生するこの植物は、潮風と陽光に育まれ、 シドニーの都会的な海辺からタスマニアの荒野まで広く生息しています。その葉は、アボリジニの人々によって何世代にもわたり使われてきた伝統的な薬草であり、その芳香成分は100年以上前から公的にも香料として認められているものです。

このフレグランスを手がけたのは、Goldfield & Banks の創設者であり、オーストラリア原生植物のラグジュアリーフレグランスへの応用において先駆的な存在であるディミトリ・ウェーバー。彼とともに調香を手がけたのは、グラースに拠点を置く名門調香会社ロベルテの調香師 エミリー・ブージュ。

ティーツリー精油には爽快感あふれるティーツリーとユーカリの香りが含まれており、通常はラベンダーと組み合わせられることが多いのですが、ブージュはまったく異なる方向性を選びました。

土っぽい甘さとほのかなシトラス感が、やがてイタリア産レモンの鮮烈な輝きへとつながり、そこにほんのり塩気を帯びた海の空気が重なります。さらに、コーラルフラワー、チュベローズ、そしてクリーミーなココワックスといった繊細なフローラルノートが香りにやわらかさを添えます。ドライダウンでは、パチュリの温もりとオーストラリア産サンダルウッドの深みが現れ、肌の上に長く、穏やかで、忘れがたい余韻を残します。

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野に咲く花々への頌歌

パシフィック ロック フラワーは、創設者のディミトリ・ウェーバーが10年にわたり深めてきた、オーストラリアの植物の豊かさへの愛が結実した最新作です。

フランスの調香技術と、オーストラリア原生の植物から採れる高品質な香料を融合させることで、これまでにない独自の香水を生み出し続けてきました。その結晶とも言えるのが、オーストラリア南海岸の牧歌的な自然美。その清らかさ、素朴さ、そして凛とした野生美が、パシフィック ロック フラワーの中に純粋な形で表現されています。

オーストラリアの象徴的な風景と野生のエネルギーにインスパイアされたGoldfield & Banks の「ネイティブコレクション」は、偉大なる南の大地、オーストラリアだけに存在する、比類なき魅力を香りで伝えています。

他にはない風景、他にはない香り。それがこの香りに込められました。

ブランド創業者たちからのコメントが到着!

また、今作のリリースに寄せて、今回担当した調香師のエミリー・ブージュと、ブランドファウンダーでアーティスティック・ディレクターのディミトリ・ウェーバーからコメントが到着しました。

調香師 エミリー・ブージュ コメント

  • パシフィック ロック モスをより濃密に再解釈した香りをつくりたいと考えました。インスピレーションの源は、オーストラリアの広大な風景と海風。そこで私は、オーストラリア原産のユーカリやティーツリーのアロマティックなノートを軸に、土地と海との結びつきを象徴するようなソルティなモスを加えました。さらに、コーラルフラワーのアコードにココワックスのまろやかさを添えることで、やわらかく繊細なフローラルのニュアンスを表現しています。そしてラストには、アンブロキサンによって深く密度のあるウッディノートが広がり、心を惹きつける余韻を残すよう仕上げました。

アーティスティック・ディレクター ディミトリ・ウェーバー コメント

  • 本作は、オーストラリア南海岸への嗅覚的オマージュ。創業者であるディミトリ・ウェーバーは、野生の植物と、海の泡を浴びた花々の上を踊るように吹き抜ける塩風にインスピレーションを受けて、この香りを生み出しました。トップは、イタリア産レモンの鮮やかなシトラスが弾けるように香り立ち、ユーカリとシーソルトを帯びた海辺のそよ風が、それを軽やかに引き立てます。コースタル・ティーツリーが加わることで、土の温もりとほのかな甘さが広がり、果てしなく続く夏の日々への期待感を想起させます。

香水の新大陸=オーストラリアのエッセンス
Goldfield & Banks

香水ブランド不毛の地、その反面、香水の新大陸でもあったオーストラリア初にして、唯一といっても過言ではない高級ニッチフレグランスブランド「Goldfield & Banks(ゴールドフィールド アンド バンクス)」。創設者のディミトリ・ウェバーは、フランス生まれベルギー育ちのヨーロピアン。名だたる大企業の香水部門のマーケッターおよびPR担当者として、15年もの間香水業界に従事してきた。たまたま出張で訪れたオーストラリアに一目惚れし、全てを捨ててここに住みたいと思ったことがきっかけで自身の香水メゾンを立ち上げることになった。

素晴らしい気候と肥沃な大地に恵まれた自然豊かなオーストラリア原産の香水原料は世界的に珍重されているのに、香水メゾンだけは存在しない香水ブランド不毛の地。世界に冠たる素材はあるけれど、それを活かす技術とノウハウがないことに彼は気づく。オーストラリアの各香料産地を巡る旅の中で、ディミトリが特に気に入ったのがオーストラリア産のサンダルウッド。彼はそれを最大限に活かして、かつフランスの伝統的な香水生産ノウハウも活用したハイブリッドの香水メゾンを作ることを決意する。サンダルウッドは金が埋まる場所に育つという伝説をモチーフにして、肥沃な大地も意味する「ゴールドフィールド」という言葉と、オーストラリアという新大陸を発見したエンデバー号の乗組員でもあり著名な植物学者でもあったジョゼフ・バンクスの名にちなみ、「Goldfield & Banks(ゴールドフィールド アンド バンクス)」というオーストラリア発のワールドワイドな稀有な香水ブランドが誕生した。

おわりに

今回は、Goldfield & Banksから登場する新作「パシフィック ロック フラワー」をご紹介しました。海風に咲く花々と陽光に包まれた大地が織りなす、オーストラリア南岸の詩的な香り。波間に広がる自然のロマンスを、ぜひご自身の肌で体感してみてくださいね。

  • Goldfield & Banks(ゴールドフィールド アンド バンクス)
  • ラインアップ(全1種)
  • オードパルファム|10ml 6,600円(税込)、100ml 28,600円(税込)
  • 取扱店舗|NOSE SHOP 新宿、渋谷、池袋、麻布台、有楽町、銀座、横浜、名古屋、大阪、神戸、札幌、ONE FUKUOKA、福岡、オンライン
  • 発売日|2025年5月23日(金)
  • 発売時刻|店頭:各店の開店時刻に準ずる。オンライン:正午頃予定