NOSE SHOP 2号店と6つの新ブランド発売のお知らせ

おかげさまで、NOSE SHOPは2018年8月16日を持って1周年を迎えます。 香りを楽しみ、愛するみなさまからのご期待と温かいご声援に支えられ、1周年を迎えることができました。 本当に感謝しております。 さて、この度、NOSE SHOPより重大なお知らせです。 NOSE SHOPが1周年を迎える8月16日、同日に2号店がオープンすることに決定いたしました!

新店舗概要

NOSE SHOP 銀座
場所|東急プラザ銀座3階
住所|〒104-0061 東京都中央区銀座5-2-1
開店|2018年8月16日(木)11:00~
取扱ブランド| 現在新宿店で取扱いのブランドの一部に加えて、初上陸ブランドを含め新しく6つのブランドを銀座で先行発売予定

6つの新ブランド



1)L'ORCHESTRE Parfum|オーケストラパルファム

「『共感覚』の世界へ誘う:耳で香りを聴き、鼻で音を嗅ぐ」 もしも香りから音を聞くことができて、音から香りを嗅ぐことができる能力があったら、音楽と香水という2つの芸術が生み出す完璧な調和を、余すことなく味わい尽くすことができる。
L'ORCHESTRE Parfumは、そんな超越した感覚を再現して体感するために生まれた。
一流の楽器職人が作り出す世界中の楽器からインスピレーションを受けた2人の調香師が、5つの香りの譜面を書き上げ、それにあわせて5人の音楽の巨匠が音で香りを解釈し、5つの香りを演奏した。
耳で香りを聴き、鼻で音を嗅ぐ。それはとても前衛的で、多合感覚的な経験である。


2)Liquides Imaginaires|リキッドイマジネ

「『パフュームの持つパワー』への飽くなき興味と探求心」 香水業界で実績のある二人のエキスパート、レアな香りを求めるハンター David Frossard (ダヴィッド・フロサール)とデザイナーPhilippe Di Meo(フィリップ・ディメオ)のコラボレーションによって誕生。
二人に共通するのは『パフュームの持つパワー』への飽くなき興味と探求心。
彼らの情熱がフレグランスブランド創設の原点となっている。
創設者2人は神聖でミステリアス、魔法のようなパフュームの持つパワーに着目。
香水の物質的変化によるマジックー目に見える液体が揮発し、見えないけれど、たしかにそこに漂う存在感。彼らは既存のフレグランスという枠にとらわれない、新しいタイプの香水を求めながらも、香水の原点に立ち返り、本質を追及する。



3)THE HOUSE OF OUD|ザ ハウス オブ ウード

「最高級のウード(沈香)を求めて」 水に沈み、素晴らしい香気を放つ幻の木。
東南アジアを原産とするジンコウ属の木が、何らかの外的要因で害された結果、植物の防御反応として木部に樹脂が凝結し、樹木自体が枯れていく過程で熟成されてできた特別な木材。
ウードは「沈水香木(略して、沈香)」とも呼ばれ、古来より珍重されてきた。
このブランドは、世界でも希少と言われる天然の最高級ウード(沈香)のみを探し求める、超一流のアラブ人ウードハンターと、香料会社のイタリア人社長との友情と、飽くなきウードへの情熱がベースとなっている。
2人は最高級のウードを求めインドネシア、インドやミャンマーを旅し、彼らが各地で出会ったまだ見ぬ大自然の秘宝を、彼らのクリエーションで惜しみなく世に発表していく。
今回、NOSE SHOPは、彼らが2018年に発表したカラフルな新ラインTHoOを紹介する。
最初のテーマは時間。人生における魔法の瞬間を、香りが生み出す感情という万国共通な言語で表現した。


4)ZOOLOGIST|ズーロジスト

「冷静な観察眼に支えられて具現化された動物たちへの畏敬の念」 「ズーロジスト=動物学者」の名が示すとおり、動物たちの独自の特徴を香りで表現することがコンセプト。
動物という存在への尽きることのない探究心という衝動が生み出す香りは、非日常的で、美しく、面白く、時に衝撃的でさえある。
それらの香りは、動物の生息地、行動、外見やその動物が持つ独特の匂いなどの固有の特徴だけでなく、観察者である人間との類似点や相違点という視点からも色濃い影響が見て取れる。動物たちの生態は私たちにインスピレーションを与え、人間のもつ根源的な本能とも共鳴する。
人間にとっての「絶対的な他者」として存在する動物は、探求と敬愛の対象である。 動物を傷つけたくないとの倫理的理由から、天然の動物由来の香料の代わりに合成香料が使われていて、すべての香水には何らかの(合成)動物性香料が含まれている。
これら革新的な香りは、一流の調香師たちとのコラボレーションによるもので、日本からは調香師の稲葉智夫氏が2種の香り(モスとナイチンゲール)を担当している。
香港出身で香水のコレクターであったヴィクター・ウォンが2013年に立ち上げた、トロント発祥のカナダのパフュ―マリー。


5)Les Bains Guerbois|レバンゲルボワ

「数奇な運命を辿ったパリの伝説『ゲルボワ浴場』の香る歴史」 19世紀末、公衆浴場施設としてパリに誕生するや否や、またたく間にルノアールやマネやプルーストなど多くの芸術家たちを惹きつけて、文化的な熱狂の湧き出る場としてパリの文化交流の中心となった「レバンゲルボワ(ゲルボワ浴場)」が、2015年に5つ星ホテル「レバン パリ」として蘇った。
数奇な歴史を辿ったこの建造物に刻まれた重要な年をタイトルにして、それぞれの時代を香水として香りで表現。
1885年に公衆浴場としてスタートしてからおよそ100年後の1978年にレバン・ドゥーシュと改名し世界で最も有名ナイトクラブへと生まれ変わり、アンディ・ウォーホルなど数々の著名人から愛された。
2013年、ホテルへの改装を控えて、芸術家のアトリエ・住居として開放され、芸術家によって建物内部の壁などに自由な装飾が施された後に閉鎖、その後、2015年に創業者の血を引く現オーナーであり映画プロデューサーのジャン=ピエール・マロワの手によって、5つ星ホテルへと再び生まれ変わった姿を世に見せた。
浴場を起源として、時代に応じて姿をかえながら幾度も不死鳥のように蘇り、パリ文化の中心として今も尚、その姿を歴史に刻み続けている。各時代を彩った文化人たちを癒やしてきた「レバンゲルボワ」の水が、130年の時空を越えて、いま香水となって新たな幕をあける。


6)NICOLAI|ニコライ

「香水界の名家出身・女性調香師が挑んだ革命」 1989年、ゲラン家の血を引く女性調香師パトリシア・ド・ニコライが創業したフレグランスブランド。
パトリシアの祖母はゲラン家の出身。そんな香水界のサラブレッドは、その伝統を打ち破るかのように、不透明なマーケティングで固められた香水産業界に透明性を与えた。
彼女は店舗の隣に”調香師”と書かれたサインを掲げたガラス張りのラボを設け、そのラボを公開した。店舗を訪れた人々は、それまで秘匿されてきた神聖な香水作りの全行程を目のあたりにすることができた。彼女のこの行為により、調香師の職業人としての専門性は公に示され、調香師の社会的地位を高め、男性の職業とみなされていた調香師に性別の壁を取り払うこととなった。
ブランド創業の前年1988年にフランス調香師協会による“若手調香師の国際賞”を女性で初めて受賞したパトリシアは、より自由な香水づくりを求め、夫と共にブランドを立ち上げた。
先祖ピエール・フランソワ・パスカル・ゲランの伝統を継承し、ひたすら素材にこだわった。天然・合成問わず、最高品質の香料を仕入れ、香水を開発し、生産し、小売りまでをブランド内で一貫して行っている。
現在、パトリシアはパリの香水図書館(オスモテック)の2代目の代表として、世界の香りの遺産を守り、文化を啓蒙する活動にも努めている。