JOY TO THE NOSE!

こんにちは!

銀座店の秋間です!

すっかり街もクリスマスムードですね。

ひんやり静まり返った街がイルミネーションで彩られていて、どこか期待に満ちたドキドキ感が空気にも溢れているようでウキウキしちゃいます。

そんなクリスマス、気分や香りもクリスマスに浸らないと勿体ない!

今回は、クリスマスといえばコレ!という映画と共に香水もご紹介しちゃいます!

雪が降る理由を知っている?それは、私だけが知る物語。

まず初めにティムバートン監督のシザーハンズから。

AETHER(エーテル)/セルロイド

誰も寄り付かない古城に住んでいたのは、その昔科学者によって造られた人造人間のエドワードだった。ただし完成前に科学者は亡くなってしまい、今でもエドワードの両手は仮で付けられた鋏のまま。

触る物を傷付けてしまうため最初は怖がられるものの、鋏を使いこなした植木のアートやヘアカットの技術、何と言っても穏やかな性格が功を奏しどんどん街の人気者に。ただ、物語はそれで終わらず、ヒロインキムとの恋物語と、人間になれないもどかしさにどんどん目が離せなくなっていきます。

A.I.等もそうですが、人間に似せて造られた人間ではないものの方が、人間の理想とする性格を持ち合わせているって、皮肉ながら切ないですよね。

そんなシザーハンズにぴったりの香りは、このセルロイド。アンチナチュラルのブランドから発表されたこの香りは、燃えたビニールのような印象を受ける不思議な香り。

でも実は、肌に乗せるとパウダリー感もある柔らかい甘さに変わり、何とも言えない色気のある香りになるんです。

自分自身がお人形になったような錯覚にも浸れるこの香り、クリスマスにとっておきのお洋服と併せてぜひ楽しんでいただきたいです…!

やっぱり定番!ホームアローン。

NICOLAI(ニコライ)|キスミーアンタンス

クリスマスといえば!でかなりの方がこの映画を挙げるのではないでしょうか⁇

大人とはぐれ、1人でお家を守るハラハラ感と、監視の目から放たれた開放感が同時に楽しめるホームアローン。

好きなだけ食べられるお菓子の香りとして、NICOLAIのキスミーアンタンスを。ゲランの孫として生まれたものの、女性であったが故に調香師になることが出来ず独立して自らのブランドを持つに至った創設者、パトリシアニコライ。

そんな彼女の幼少期に食べた甘いお菓子の香りが入ったこの香り。状況は違えど、ご飯もそこそこにお菓子はいくらでも食べられて、お母さんに怒られた…なんて思い出がある方も多いのでは?

この香りなら、ホームアローンのケビンのように罪悪感から放たれて甘い香りに浸ることができます。大人なあなたにはデートの時の甘い雰囲気作りにも、是非…!

What's this?

ETAT LIBRE D'ORANGE(エタリーブルドオランジェ)|ノエルオバルコン(賢者をも狂わす魅力)

ハロウィンの記事をご覧くださった方、お待たせ(?)致しました。

私はクリスマスと言えばという話題でもこの映画を思い浮かべてしまうんです…!

ナイトメアビフォアクリスマス!!ティムバートン監督サンドになってしまいましたね。

クリスマスタウンを見つけたジャックは煌びやかな街に心を奪われ、ハロウィンタウンの住人にクリスマスの再現を持ち掛けます。

だけどもそこはやはりハロウィンタウンの住人、どうしても方向性がホラーチックになってしまいます。。そこが彼らの本来の良さでもあるのですが、クリスマスとなると全てが裏目に出てしまい、クリスマスムードだった人間界は大パニックに陥ります。全員悪気はないんですが…なかなか難しいですよね。。

香水に話を戻すと、このノエルオバルコンにはゆったりとしたハチミツの香りが使われている上、ジンジャーの香りも効いていてまるでクリスマスに食べるジンジャークッキーのようなどこまでも幸せな香りがします。ジャックがクリスマスタウンを見つけた時のキラキラ、ワクワクした気持ちを香りにしたらきっとこんな幸せ一色の香りなんじゃないでしょうか。クリスマスはこの香りを肌に乗せて、キラキラな街を思う存分楽しみましょう!

それでは私はこの辺で。メリークリスマス!