香水瓶の世界へようこそ まるでオブジェ!?マキシマムな香水瓶

こんにちは!NOSE SHOPスタッフの河村です。
今回は香水瓶のビジュアルの面白さに迫りたいと思います!
突然ですが、みなさんは香水瓶と聞くとどんなものを思い浮かべますか?

子供の頃1度は憧れたぱふぱふが付いている絢爛な瓶でしょうか?
お母さんのドレッサーにあったシンプルで潔いスクエア型の小瓶?
それともお父さんの棚にあったかっこいいボトル?

ノーズショップにある香水にはそれらに当てはまらない不思議な香水たちがいっぱいです。
今日はその中から派手さを突き詰めたミニマルの対極であるマキシマムな香水瓶を紹介していきたいと思います。

天地が逆転したボトル

THE HOUSE OF OUD(ザ ハウス オブ ウード)|ザ タイム(現在)

キャップが卵!?
実はこれ上についているものがボトルで、下がキャップなんです。なので、常に逆さまになってる状態ですね。
天地がひっくり返るボトル、興味深いです。

「今のこの一瞬を大切にする」というテーマで作られた香りで、そこをイメージしたカラーリングらしいです。
彼らが考える今という時イメージなのかもしれないですね。

このほかにも3種類ありそれぞれのカラーがあり、ベースは同じでも一個一個ペイントに個体差があります。なので、同じ香りでも唯一無二のボトルなのも可愛いですよね。

神秘に包まれた

NEBBIA(ネビア)|DENSA(デンサ)

霧をイメージした香り創りをしているブランドであるNEBBIA(ネビア)、パッと目に入る謎の綿が衝撃的です。
この綿は霧を再現しているみたいでキャップにくっついています。
根元にキャップがいて、引き抜くにも手探りです。
深い霧の中を手探りのまま道を進んでいるみたいです。

ローマ教皇の祭礼服ブランドを手がけるフィリッポ・ソルチネッリさんがオーナーを務める香水ブランドの1つであるNEBBIA(ネビア)、DENSA(デンサ)は深い森をイメージした霧の香りです。

香水のジュースをよく見ると少しもやがかかっているのにも気がつくと思います。
中にパールが入っていて振ると霧がもわ~っと上がる仕組みになっています。

ジュースまで霧にしちゃう世界観に忠実なブランドです。

圧倒的な存在感

UNUM (ウナム)|ジャコメッリ(神学生たち⦅私にはこの顔を撫でてくれる手がない⦆)

まるでラスボスのような存在感。

キャップは木材の上にレザーがかけられています。

キリスト教カトリックの信者であるUNUM (ウナム)のオーナーであるフィリッポ・ソルチネッリさんは祭礼用の洋服のデザインをされる方でもあり、このブランドで創られる香りもキリスト教から着想を受けたものが多いです。

そんな彼が作ったこの香水の長いタイトルはカトリックの写真家であるマリオ・ジャコメッリさんの作品のタイトルから名付けられています。
神父さんの見習いの方たちを撮った作品で、彼はここから着想を受けてこの香りを作りました。
キャップはその写真に写る生徒さんのスカートをイメージして作られていて香りも個性が爆発しています。是非とも嗅いで欲しい新しい香り体験です…!

香りだけで無く、お部屋のシンボルになるくらい存在感のあるオブジェのようなボトルたち、お部屋に飾ってもわくわくしますよね。

香りやブランドを体現する香水瓶の世界を少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。