ローズ ドゥ メ｜5月のバラ

作品名の通り、まさに今の季節にぴったりなローズ。ローズドゥメという、南仏、香水の聖地グラースにのみ咲く品種の花を基調としています。そこにゼラニウムの爽やかさが混じり合います。ローズアブソリュート特有のレモンのようなさっぱり感とふくよかな甘みをムスクが優しく受け止めて、深みのある美しい香りに。手がけたのは、ジャン=クロード・エレナさんという伝説的調香師。彼についてはこちらの記事をどうぞ。

ローズピヴォワンヌ

爽やかな薔薇の香りといえばこのローズピヴォワンヌ。 もちろんメインの薔薇とピオニーを土台にラズベリーをトッピング。隠し味にはふんわりとした香りのハイビスカスの種、アンブレットシードを。爽やかで空気感のある春のムードあふれる香りです。

優雅で気品ある

ローズロワイヤル

フランスのブランドNicolaiのローズロワイヤル。ニコライのラボの近くにあるパレ・ロワイヤルを散歩していた時の情景をもとに作られました。香りはコリアンダーの青みとイモーテルのドライな印象が脇を固めていて特徴的。大人な印象を持ったローズ系香水です。

遊び心のあるミントがアクセント

ローズ マグネティック

フランス発、熟練の調香師たちが腕をふるうEssential Parfums。ローズ マグネティックはソフィー・ラベという調香師によるもの。彼女が得意とするのは香りが引き起こす感覚と感情に焦点を当てた香りづくり。これまでペンハリガンやブルガリの香水を手がけてきました。肝心の香りはペパーミントやライチなどの爽やかさの溢れるローズ系。ムスクとグレープフルーツが効いています。爽やかだけど中毒性のある、石鹸のような清潔感のある香水です。

インセンス ロゼ｜インセンス・ローズ

スイスの山奥で1人香水を作り続ける孤高の調香師、アンディ・タウアーが手がけるTauer Perfumes。ブランド創設以来15年以上もの間、スイスの山奥で素材の作成や調達、ブレンド、ボトル詰め、検査、出荷までを彼自身の手作業で行なっている、まさにニッチなブランド。独創的な香りが持ち味です。そんな彼の作り出すローズはインセンスとの組み合わせています。ワイルドローズをトップに配置し、アイリスやベチバーなどのウッディな香りがボディ〜ベースを支えるどっしりとした構成。これまで嗅いできたローズ系とは違った唯一無二な香水です。

カシャーン ローズ｜永遠の地、オリエント