ユー オア サムワン ライク ユー｜あなたのような誰か

香料非公開のミステリアスな一本。ニューヨーク・タイムズに香水の評論を連載していたシャンドラー・バールとのコラボレーションによって生まれました。この香りのタイトルは彼の著書から引用されたもので、香水のキャプションで描かれているようなテーマにもぴったりです。合成香料のみで構成されており、ミントのようなのに、捉えどころがなく、不思議な印象です。合成香料ならではのエアリーな印象が涼しげに感じられるアイテムです。

オーデテ

ライムとシナモンの組み合わせがまるで炭酸飲料のように清々しい「オーデテ」。タイトルは「夏の水」という意味で、夏にもぴったりな爽快感あふれる一本です。オーフレッシュというジャンルで、濃度としてはコロンとオードトワレの間に位置します。持続はしっかりしつつも、コロンのような爽やかさを楽しむことができる香水です。今の時期から夏まで長く楽しんでいただける一本です。

瑞々しいバラにミントを添えて

タレント｜才能

存在感のあるビジュアルが目を引く、Mendittorosaの「タレント」。「香りが纏う人にとってのお守りになる」というイメージで作られた、タリスマンコレクションの中の一本です。ローズのは華やかさや茎を想起させる青々としたオークモスとパチョリ、そこにミントの儚げな爽やかさがプラス。すっきりとしていて、瑞々しい香りです。

鼻を抜ける2種のミント

1979 ニューウェイヴ｜ニュー・ウェイヴ

2種のミントがすっきりしたLes Bains Guerboisの「1979 ニューウェイヴ」。パリの伝説的な浴場、「レ バン ゲルボワ」の歴史をモチーフに作品を作り上げているブランドです。1979年は、かつての「レ バン ゲルボワ」だった土地がライブハウスだった時にパフォーマンスをした伝説的なポストパンクのバンドへのオマージュを捧げたもの。香水業界の巨匠、ドミニク・ロピオンによる作で、ミントにアイリスやアルデヒド、サンダルウッドといったパウダリーさを持つ素材を組み合わせて、爽快感がありつつも優しさのある印象を残すような仕上がりになっています。

エレクトロ・リモナード

音楽から香水を作る「L'Orchestre Parfum」よりテクノミュージックから着想を得た「エレクトロリモナード」。しゅわしゅわとしたアルデヒドバブル・ベルガモット・ミントの組み合わせがカクテルのよう。上品ですっきりとした印象です。上記のYouTubeからコラボレーションしたテクノミュージックを聴くことができます。この香りを聞きながら、アイテムを試してみても面白いかもしれません。

リモン コルドーザ｜ホワイトネロリの大国